たびてつNo.20 “復活たびてつ!北海道旅Ⅵ!秋のみなみ北海道満喫乗り旅”



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たびてつNo.19

“たびてつ”

たびてつNo.21


<あらすじ>今回は道南を巡る旅。青森-木古内、木古内-江差、函館-札幌、
北海道新幹線に伴う廃止区間を乗り継ぎ堪能してきました!!


たびてつNo.19」から1年8ヶ月・・・。止めたつもりだった“たびてつ”を復活させて、鉄道旅を堪能してまいりました。
今だけしか堪能できない路線・駅を訪ねてきました。旅は2013年9/16~9/19でした。

今回の旅の目的は、1.青函トンネル内の海底駅である「竜飛海底駅」廃止の為、見学会に参加すること。
2.木古内-江差間の「江差線」来春廃止の為、乗車すること。
3.青森-札幌間で運行中、日本で唯一定期で走行する寝台急行「はまなす」に乗車。(こちらはまだ廃止の話なし)
4.秘境駅ファンには堪らない(?)、室蘭本線「小幌駅」へ行ってみること。

まずは、メインとなる話から・・・。

「竜飛海底駅」・・・北海道と本州を結ぶ青函トンネル内にある世界初の海底駅の1つです(青森県外ヶ浜町、海面下135メートル)。
JR北海道は2006年8月から北海道側の吉岡海底駅(北海道福島町、同149.5メートル)の見学を休止しており、2駅とも来年3月に廃止されます。
両海底駅は1988年3月の青函トンネル開業時に、緊急避難施設として設置されました。普段は使用されず、見学者のために列車が止まっていました。
吉岡海底駅は見学休止後に新幹線工事の資材基地として利用されています。従来の列車より車幅が広い北海道新幹線の試運転が来秋以降に始まるため、
運行に支障を来す両駅のホームが撤去されています。両駅とも今後、新幹線仕様の避難施設として改修されます。
「吉岡海底駅」の方だと、ドラえもん広場などが開設され見学会も催されて「ドラえもん海底列車」も運行されていました。
(自分の経験だとたびてつNo.2で快速海峡号ドラえもんラッピング列車に乗ってます。)

「江差線」・・・昭和11年11月10日に函館-江差間が全通した。往時には檜山の木材と海産物の輸送で活況を呈したが、
自動車の普及から鉄道の需要は減少し、観光客の輸送を主に担うようになった。昭和35年10月に準急えさし運転開始,後に急行となるが廃止。
木古内から分岐し昭和28年に全通した松前線は昭和63年1月31日に廃止された。昭和63年3月に青函トンネル開通。
そのため江差線の五稜郭-木古内間は電化、交換設備の増強、軌道強化のうえ津軽海峡線に組みこまれ、本州直通列車が行き交うようになった。
来春の5月12日には江差線の一部となる、利用者が道内で最も少ない木古内-江差駅間を廃止することが決まっています。
木古内駅は何回もあるけれど、江差駅だけはひこうき旅2で1回行ってました。

「急行はまなす」・・・青森と札幌の間を函館を経由して結ぶ夜行列車です。千歳線、室蘭本線、函館本線、江差線、津軽海峡線、津軽線を
青函トンネルを抜けて本州と北海道を結ぶ急行列車です。はまなすは青函トンネルの開通した1988年3月に登場した本州 - 北海道を結ぶ夜行急行列車です。
はまなす号はB寝台車2両、指定席のびのびカーペット1両、指定席ドリームカー2両と自由席と多彩な設備が連結されています。
平成24(2012)年3月17日ダイヤ改正より「急行」という種別の最後の定期列車となっています。

「小幌駅」・・・秘境駅訪問家・牛山隆信氏の「全国秘境駅ランキング」で堂々の1位、「キング・オブ・秘境駅」と呼ばれ、
最近はマニアだけでなく一般の人にも有名となった駅が、室蘭本線に存在しています。
もともと保線作業員のための駅であるため、周囲には深い森以外、何もない。後方は崖、両側はかなり長いトンネルに挟まれていて、
どこに行くこともできない。唯一、海岸に降りる細い道はあるらしいが、その海岸も、まわりは断崖絶壁で、外界に出ることは一切できない。
この駅でいったん降りてしまうと、次の列車が来るまで駅から脱出不可能!まさに「陸の孤島」という言葉がぴったりの、すさまじい駅なのです。
さすがに一般の人ならまず利用することのない駅なので、各駅停車の列車ですら通過してしまう駅なんです。

さて今回のたびてつNo.20は、当初から秋に北海道へ行く計画をしていたのですが、「道東方面」に計画していました。
仕事場のシフト関係の事もあり、計画を紆余曲折を経て今回は“道南地域”を中心に致しました。2013年9/16~9/19です。
ただ、その設定で後々大正解でした。今年は台風が当たり年で太平洋を縦断し、全国のあちらこちらで
被害を起こしまくった影響があり、当初計画予定していた寝台特急(あけぼの、北斗星)運行中止、
道東の根室本線が運休ということもありました。まさに【人間万事塞翁が馬】が如くになりました。

あと、たびてつの醍醐味と言えば・・・フリー切符の存在。今回は「みなみ北海道フリーきっぷ」を利用しました。
東京から北海道までの往復の乗車券と、北海道内のフリーエリアがセットになったきっぷです。
フリーエリア内では特急・急行列車の普通車自由席が乗り降り自由。いわゆる「特急乗り放題きっぷ」です。
フリーエリアまでの往復は「運賃部分」のみ。つまり普通・快速列車のみ利用可能で、料金部分は含まれていません。
ただし、別途特急券などを購入すれば新幹線や寝台特急「あけぼの」なども利用できます。
有効期間3日間で千歳線以南・以西のJR北海道全線と津軽線蟹田ー中小国間。
札幌以北や函館本線へ行かなかったのと3連休内でしたので自分には充分な切符でした。


・・・というわけで、今回の旅のキップを購入する手配・購入をしたのは珍しく早めに決めて土浦駅窓口で購入しました。
しかし竜飛海底駅の見学券だけは駅のみどりの窓口で、2日目の18日に希望だしていたけど見学券が取れなかったです(^^;
致し方なく、初日の17日だったらと思い、ひたち野うしく駅の窓口で尋ねたらラッキーなことに取れた(!)ので、
即発券してもらいました。本当に良かったです。

お馴染みとなった『ケータイ国盗り合戦』を今回も利用して国数・夏の陣を増やし制覇してまいりました。

まあ、当初の予定が大幅に変わったけど、きちんとまとめきった3連休。
2度目となる秋に訪れた北海道で綺麗な夕日を見たいと思ったんだけど・・・w
「北海道旅」として、初めてレンタカーを利用し無かった旅を振り返ってみましょう。

第1日目 9/16(祝・月)
天気:雨のち曇り

台風+秋雨前線が猛威をふるい、午後遅くになっても雨が残っていました。
遅番出社だったため、当初予定の早番だったら寝台特急に乗って出掛ける予定でした。
その、北斗星。運転中止になっていました。また、場合によっては乗って行けるかもと思っていた「あけぼの」も
運転中止。怪我の功名といいますか幸か不幸か次の日の1番列車で北の大地に向かうことで正解になりました。

仕事を終えて、21時半退店し、アヴァンセへ。シャワーを浴びてから再び出発。
みどりの駅22:24発のTX区間快速で秋葉原駅へ。23:08秋葉原到着。
晩ご飯がまだだったのでそば富士さんでお蕎麦を。
この後、いつも利用しているネットカフェ「アイカフェ」さんで睡眠。

第2日目 9/17(火)
天気:晴れのち曇り

遂に始まったたびてつ。久しぶりすぎて早めに起きてしまいました。台風一過で天気が良い。
余裕を持って、秋葉原の駅へ。5:56発E233系京浜東北線で東京駅へ。
事前に入線してくる時間を調べておいたので、20番線で待っていると6:18E5系「はやぶさ1号」が来ました。
定刻通り6:32出発。ぐんぐんとスピードを上げて那須塩原駅付近で327.2Km/hを確認しました。
(スマホのGPSpeedのアプリで確認しました!)320Km走行区間は宇都宮-那須塩原-郡山-新白河間。

早くも9:47新青森駅到着。新青森からは10:16発789系「スーパー白鳥11号」で木古内へ。
津軽海峡線を走行していると青森車両センター内に651系や211系の姿を確認しました。
蟹田駅付近になると赤とんぼたちが優雅に飛んでいる姿を多く見られました。
青函トンネル内を走行し、竜飛海底駅11:17、最深部11:23、吉岡海底駅11:27をそれぞれ通過しました。
11:36には青函トンネルを抜けて、北の大地を走行始めました。11:44木古内駅下車。
木古内駅では江差方面に走行するキハ40形を見ることが出来、発車を見送りました。
青函トンネル見学切符がもし2日目だったら、間違いなく乗車した列車でした。
ホーム脇にある「ノリホ入れ」?なんだろうと拝見させてもらったら列車乗車人員報告書を入れる箱でした。

次に乗車したのは12:47発789系「スーパー白鳥30号」です。今まで来た青函トンネルに
再び戻り、青函トンネル内にある竜飛海底駅に行きます。自由席のある2号車に座ります。
竜飛海底駅13:15着。この見学会約30名ほどでJR北海道のOBの方が案内してくれました。
竜飛海底駅標は無く、薄暗いトンネル内です。もう既に線路は三線軌条になっており、
いつ新幹線の広軌列車が来ても走行できるようになっていました。錆びていたけど。
程なくすると駅標がありました。またトンネル内には不釣り合いな富士山の絵が飾られてました。
水族館もありましたがあまりの湿気で水を循環するモーターが傷んだとの裏話も聞かせてくれました。
また青函トンネル記念館内部に行くために「もぐら号」に乗り上がっていきました。
青函トンネル記念館はくるまたびVol.7以来に訪れました。

トンネル記念館でわずか30分程度、自由行動になり、竜飛岬の風はとても強かったけど
展望台にも行きました。また、本州側のトンネルにも行きたかったんだけど・・・時間も時間なので
止めました。また機会があるときにでも向かいたいと思います。
男ばかりの中、ツインテールしている母子の方がいたんですが、とても楽しかったです。
トンネル記念館から再び「もぐら号」に乗り、海底駅へ。時間はあっという間に過ぎていきました。
途中に「海抜0m」標もありました。海底駅内に公衆電話もありました。
少し早めに駅のホームに案内されたんです・・・貨物列車の通過シーンが
見られるはずだったのにと案内の方がおっしゃられていました。見られず残念。
最後に、下り線ホームに移動して15:49発485系「特急23号」で駅を離れました。
17:01函館駅に到着予定だったのですが、先行列車(貨物かも?)が遅れたとのことで17:05でした。
函館運輸所にはキハ183形の姿が見られ、運行中止になった車輌の1つと見られます。
その後、直ぐに再び17:07発789系「スーパー白鳥42号」で青森に戻りました。
18:00吉岡海底駅、18:10竜飛海底駅竜飛海底駅を通過しました。その間に夕日が降りてしまいました。
18:55定刻通りに青森到着しました。もう既に夜になっていました。

一旦、青森駅を途中下車させてもらい・・・「あおもりまちなか温泉」という処に行ってきました。
津軽海峡連絡船の往年の写真も飾られており、嬉しかったです。
420円の安い入湯料ではありましたが、肌もすべすべになり、露天風呂もありここまでの長旅路で疲れた体を癒やす事出来ました。
昼食も食べていないので、晩ご飯を食べることにしました。「焼き魚定食(干しほっけ)」+ビールおつまみ(枝豆)セットを
頂きましたが・・・もう、うますぎる。とても満足しました。21時には出ました。

21時過ぎに再び、青森駅に戻ってきました。その途中に、青森ベイブリッジや八甲田丸を巡りました。
さすがに北東北、まだ秋も浅いと思ったけど海が近いからか冷えてきました。
はまなす号が青森車輌センターから入線してくる処を撮影し、はまなす号を撮影しておきました。
DD51に牽かれて、入線してきました。今回は増結寝台の21号車も加えられて入線してきました。
自分が予約したシートはドリームカーでした。指定席だったのでリクライニングできました。
定刻の22:42「寝台急行はまなす号」に乗車しました。平日にも関わらず、乗客はとても多かったです。
蟹田23:07、青函トンネル23:29入り、竜飛海底23:47通過、吉岡海底23:57通過。
夜は更けていきます・・・。

第3日目 9/18(水)
天気:晴れのち曇り

深夜1時。うとうとしていましたが、機関車の付け替えだと思いホームに降り立ち撮影しました。
ここで23分停車。その間に、DD51がやってきて先頭車につきました。
函館駅から札幌までは向かう方向が転換。隣席の方にシートの転換しようと持ちかけたけど、
あっさりキャンセル。仕方なく、逆方向を見ながら乗車することに。これだったら自由席にすれば良かった。
・・・と言っても仕方ないので、そのまま。お月様に見守られながら、乗車していきます。
・・・いつの間にか、寝ていて苫小牧手前辺りから起きました。そうすると車内アナウンスも復活しました。
もう既に明るく、日は昇っていました。外気温が下がったらしく、ガラスは曇りガラスに。札幌6:07到着。
DD51「はまなす」が札幌運転区に戻るまで、カメラで撮影しました。

折角、札幌に辿り着いたんだけど・・・再び函館方面へとんぼ帰りします。
7:00発キハ283系「スーパー北斗2号」で。さすがは通勤通学時間帯。満席になりました。
乗車して約2時間程度。長万部まであっという間に戻ってきました。

さて、ここから再び室蘭方面に向かいます。そう!No.1の秘境駅に向かうからです。
普通列車キハ40形で9:05発小幌駅へ向かいます。2つ目の駅。
トンネルとトンネルの間にある「小幌駅」に9:24到着し降りました。
そうしたら、運転手さんが声かけてくれました。どれ位いるのかと。上りが来る11:32迄ですと。
列車が行ってしまうと・・・本当にだ~れもいなくて、1人ポツン。駅ノートと周辺案内図があったので
それを拝見させてもらいました。案内図とても助かりました。次に戻るまで時間があったので
海岸へ降りる獣道を進んでみることにしてみました。もし、遭難していたら発見まで相当な時間が
掛かるだろうなと思いつつも進んでいきました。結構急な勾配で、海岸まで約30分とあったけど。
40分程度掛かりました。岩屋観音が祀られていました。観音様自体は見られませんでしたが、
なんと!人に会えました。船で来たみたいです。地元の方ですか?と聞くとうんと頷かれました。
それ以上は聞かず、来た道を戻ることにしました。案の定、とても険しかったですね。。。
久々に山登りしましたね・・・。途中、変わった植物を見ました。。。
まだ、時間もあったので昆虫たちを撮影していると・・・お目当ての通過列車が来てくれました。
キハ283系「スーパー北斗6号」でした。ビュンビュン飛ばしてあっさり通過していきました。
駅ノートに珍しくコメントを書いて、上り列車を待ちました。11:32キハ40形やっと来てくれました。
キハ40形に乗り、長万部駅11:53到着。長万部駅辺りから、空がどんよりとしてきました。

長万部駅で下車して、かなやの「カニめし」を買うことにしました。駅前にはもりそばの合田さんの店もありましたが、水曜が店休日。
かにめし本舗かなやさんへ。もちろん、カニめしを購入しました。12:40発283系「スーパー北斗10号」に乗りました。
そのカニめしを車内で食べることにしました。それと自動販売機でいろはすを購入したんだけど北海道限定らしくハスカップ入りでした。
とても美味しい買ったので、それ以降のどが乾いたら購入することにしました。かにめしも堪能・満足できました。函館13:52着。

函館からは13:56発789系「スーパー白鳥34号」で木古内まで戻ります。14:35着木古内からはお待たせの「江差線」。
雨が降り出してきました。木古内-江差間を往復します。再びのキハ40形で14:44発江差行き。席はなんと!満席でした。
今、廃止前にツアーで組まれているみたいですね。江差駅に着いたら、団体客がバスに乗り込みましたから。
江差線の中吊りには面白い記事が書いてありました。珍百景があり、硬券の入場券販売(購入済み)など。
窓外には微かに虹も見えました。気付いているのは多分、自分だけです。江差線もコンテナなどを利用した
駅舎があり、なかなか秘境感たっぷりでした。15:51江差駅に到着。一旦、駅の外に出ます。
やはり鉄道で巡るのと車で巡るのだと量感が違いますね。断然、鉄道の旅ですね。明らかに。
直ぐの折り返し16:16発の木古内行きで戻ります。ソフトバンクのポケットWifiだと4Gが出ました。
雲も多く、海に沈み掛かっている夕日が見られなかったのはとても残念でなりません。

途中、「天ノ川駅」という駅標を見つけたんですが、北海道夢れいる倶楽部が建てたみたいです。
もちろん、駅ではないので停車はしませんが乗客のほとんどは撮影していました。・・・と言っても乗客5名ほど。
すっかり暗くなりかけながら、木古内17:22着。また1つ消えゆく路線を乗車できました。

18:10発函館行き789系「スーパー白鳥27号」で函館に戻ります。函館18:53着。
このまま北上してもいいんだけど・・・さすがに辛くなると思ったので、鉄路はここまで。

駅から、以前もひこうきたび2でも宿泊したホテル『ラビスタ函館』さんに向かいました。
前回はレンタカーだったからスイスイだったけど、意外と歩いたら距離ありました。駅から10分以上ありました。
ここのホテル、なかなかの人気で予約が全然取れなかったんですが、辛うじて取れた貴重な処です。
前回と同様に函館駅方面に向いた部屋なんですが・・・目の前の建物が邪魔してて函館駅見られず。
夕飯を予約しているので食べに行くことに。羊羊亭にて夕飯が成吉思汗食べ飲み放題。
いや~食べまくりました。それと、生ビールがうまい。北海道クラッシックビールだから尚更。
大ジョッキで頂いてしまいました(^0^)/カクハイも頂きました。
野菜は取り放題だし、ご飯・味噌汁も食べ放題そのまま。堪能いたしました。

お腹が膨れた所で・・・函館駅に向かいました。寝台特急が入ってくるからです。
台風の影響がまだ響いていて「寝台特急カシオペア」は残念ながら運休になっていました。
その後には「北斗星」が入線してくるので、動画+撮影をバッチリとこなしてからホテルに戻りました。

TVのニュースで、大雪山に初冠雪と取り上げられていました。北海道の冬は早い!!
ホテルに戻って、早速温泉に向かいました。ホテルの屋上にある露天風呂。とっても気持ちよい。
少し長風呂してしまいました。壺湯も気持ちよかったですし。お風呂後のアイスがまた美味しい。
部屋にあった手入れコーヒーを入れたりして、ノンビリしていました。就寝1:30頃。


第4日目 9/19(木)
天気:晴れ

あっという間の最終日。前日の「はまなす」が影響しているのか、起床4:30。
まだ明るくない函館の町並みを見てから日の出を見ることが出来ました。
部屋からはなんとか望遠して、函館駅から出ていく列車達を撮影できました。
朝風呂の露天風呂では「特急北斗星」が函館駅を出て行く模様をずっと見ていました。
その後に、朝食。そう!新鮮な魚介類で勝手丼が作れるんです。
それとバイキング。堪能させてもらいました。・・・というか、勝手丼おかわりしました。
満足した処でチェックアウト。乗り合いタクシーで函館駅まで行きました。
わずか5分で到着。早く到着しました!

今までの北海道旅でそんなに函館を巡ってきていなかったので、五稜郭に
行くがてら、函館市電で巡ることにしました。帰りの特急の時間までに
戻ってくれば良いかと。1日乗車券を購入し、9:00五稜郭タワー着。
ここへはたびてつNo.11以来、2度目の訪問になりました。
ただ、この五稜郭タワー。どうしても五稜郭を撮ろうとしても端が切れてしまうんです。
魚眼レンズじゃないとダメかと思ったけど、コンデジなら辛うじて撮れてしまいました。
なんだかな~。それと、C社のM上さんがよく言われていたタワーロボとイカール星人
よくわかりました。ただ、グッズは販売していませんでした。しくしく・・・。
この五稜郭、もう1つの目的があって「ソフトクリーム」を食べることです。
るるぶトラベルさんの企画で、スペシャルミルクソフトの無料券があったからです。
実際、食べましたが・・・とってもミルクが濃厚で美味しかったです。270円相当。

土方才蔵像や箱館関所などを見て回り、時間になったので再び函館市電で函館駅前に戻りました。
函館駅で土産を購入してから、11:19発485系「特急白鳥28号」で、新青森へ。
最後となった青函トンネル。なんだかウトウトして始めてしまい、最深部が12:18。竜飛海底駅12:25通過。
そして、津軽今別駅に到着しました。北海道新幹線では「奥津軽駅(仮称)」という名前に変更するそうです。
五稜郭へ行かなかったら奥津軽駅、知内駅共に巡る予定でした。それでは乗り旅で終わりそうだったので
五稜郭へはある意味良かったと思います。(ただ、知内駅は来春3月で廃止になってしまいました。)
青森駅ではE751系「特急つがる」が停車していたので撮影しておきました。

新青森13:29着。ここからは東北新幹線で東京方面に向かいます。13:42発E5系「はやて36号」
ここだけの話、はやぶさ号になると特急料金が高くなり、はやて号ならば下がります。
このまま、E5系が配備続けば自ずとはやて号の運行が多くなりそうなんだけど・・・。どうなんだろうか?
途中、盛岡駅でE3系「こまち36号」と連結しました。特に見には行きませんでした。
アテンダントさんが巡ってきたのでお弁当の種類を聞いたら、牛タン弁当があるというのでそれとお茶を
頂きました。ひもを引っ張って・・・・。シュ~。温かくなりほかほかの牛タンを食べました。
新花巻駅付近で飛行機の降下を見ました。恐らく、いわて花巻空港があるからと思われます。
少しウトウトしたりもしました。上野17:02着。

上野からはE233系京浜東北線で秋葉原まで行き、TX区間快速17:40発でみどりのまで戻ってきました。
18:24到着、アヴァンセ到着18:40でした。

その日の夜のニュースで知りました、JR北海道で貨物の脱線事故が発生したことを。
函館本線の大沼駅近くとのことだけど、前日には往復しているんだからヒヤッとしました。
もしそれが1日前に起こっていたら、自分は予定通りに戻って帰れなかった事でしょう。
なんせ函館本線の特急列車は全休し、代行バスが運行されていたのですから。
自分は予定通りに戻ってこれて良かったですけど・・・。JR北海道の不祥事が心配です。

歩数計の結果だと41,783歩、31.7Km、1,002Kcalでした。す、すごい歩数でした(^^;;
復活たびてつ・・・。お終いになりましたー。

                    

<今回の“たびてつNo.20”の鉄路移動距離:料金>
※(JR東・・・JR東日本、JR北・・・JR北海道、TX・・・つくばエクスプレス。
新特・・・新幹線特急料金、特・・・特急料金、急・・・急行料金、指・・・指定席)の略です。

鉄路移動距離+フリー切符を利用しない場合の料金と実際利用した今回の旅の比較表 
(みなみ北海道フリーきっぷ¥23,000) 実 際
   1日目      50.6Km
TX みどりの-秋葉原 50.6Km ¥1,000 ¥1,000
 2-3日目    1983.8Km
JR東・京浜東北線 秋葉原-東京 2.0Km ¥130 フリーエリア迄
乗車券含まれ済
---
新幹線特急券
¥6,800
JR東・東北新幹線 東京-新青森 713.7Km ¥9,870+新特¥6,800 
JR東・奥羽本線/津軽線
-JR北・津軽海峡線 
新青森-木古内 123.1Km ¥2,380+特¥1,300
JR北・津軽海峡線 木古内-竜飛海底  55.3Km ¥1,230(※特急券不要) フリーキップ適用
 竜飛海底駅見学整理券 竜飛1コース  ¥2,040 
JR北・津軽海峡線/江差線 竜飛海底-函館 96.5Km ¥1,790+(木古内-函館間)特¥500 フリーキップ
適用
JR北・津軽海峡線-JR東・津軽線 函館-青森  160.4Km ¥3,150+特¥1,680
JR東・津軽線-JR北・津軽海峡線/
江差線/函館本線/室蘭本線/千歳線
青森-札幌  479.1Km ¥7,980+急¥1,260+指¥310 急行券¥1,260+
指定席券¥310
JR北・千歳線/室蘭本線 札幌-長万部  206.4Km ¥3,880+特¥2,310 フリーキップ
適用
JR北・室蘭本線 長万部-小幌 17.5Km ¥350
JR北・室蘭本線 小幌-長万部 17.5Km ¥350
JR北・室蘭本線/函館本線/江差線 長万部-函館 112.3Km ¥2,100+特¥1,750
  4日目      932.6Km
函館市電 函館駅前-五稜郭公園前 3.0Km ¥220 1日乗車券
¥600
函館市電 五稜郭公園前-函館駅前 3.0Km ¥220
JR北・江差線/津軽海峡線
-JR東・津軽線/奥羽本線
 函館-新青森 164.3Km ¥3,150+特¥1,680   フリーエリアから
乗車券含まれ済
---
新幹線特急券
¥6,100
JR東・東北新幹線 新青森-上野 710.1Km  ¥9,870+新特¥6,100
JR東・京浜東北線 上野-秋葉原 1.6Km  ¥130
TX 秋葉原-みどりの 50.6Km  ¥1,000 ¥1,000
合 計  2967.0Km ¥74,530 ¥42,110


Total:2967.0Km
(鉄路:2967.0Km=¥42,110-)
<(上記料金分¥74,530)-(フリー切符代+特急券代+私鉄・市電代など¥42,110)=¥32,420もお得!!>
【往復乗車券代込みなので、かなり大得しています(^0^)】

※。。。

今回は久しぶりのたびてつに出掛けたが、とても大満足の旅になった事が大きかったですね。
約3000キロ弱の旅行だったにも関わらずの大得決済。お財布にも優しく良かったです。

利用したフリーきっぷは初めて今春に設定されたもので、利用価値はとても大きかったですね。
有効期限も3日間限り、自分向けにしか作られていないと思われるほどです。

・・・このページをアップしても、既に「竜飛海底駅」には出掛けられません。寂しくなりましたね。
来春にはフリーキップで利用できる「あけぼの」が「知内駅」が廃止予定です。
海底駅自体も完全に廃止だそうです。まだまだ魅力のある北海道。
はやく不祥事が改善され、健全な会社になってもらいたいものですね。

・・・来夏に再び北海道を訪ねてみたいです。「北斗星」が再来春には廃止の話も聞いていますから。
例年の6月かな?目指す所は、北海道Ⅶ・道東しかないでしょ!ww

管理人「つきみの」から

下の写真は、その時撮影してきた写真です。
欲しい方はどうぞご自由にお持ちください。
(サムネイルになっていますので、写真をクリックすると大きくなります)

像の著作権は放棄しておりません!

もし、よかったら感想をお寄せください。掲示板かメールを
頂けたらとっても嬉しいです。

※参考までに・・・※
撮影に用いた一眼レフデジタルカメラは、CANON:EOS 50Dです。
1510万画素/2010年12月所持。

レンズは「
Tamron社 AF18-270mm Di II VC LD Aspherical [IF] MACRO [Model B003]
F/3.5-6.3,28-419mm(35mm判換算)/2009年11月所持。

また、撮影に用いたコンパクトカメラ用は
CASIO:EX-ZR300WH」です。
1610万画素/2013年1月所持。



★CANON:EOS50D★



★CASIO:EZ-ZR300WH★