たびてつNo.22 “念願のトワイライトEXP+北斗星、寝台往復で長期満喫の北海道旅VII”
<あらすじ>前回の旅から約5ヶ月後。今回は超人気の“臨時”寝台特急「トワイライトエクスプレス」で向かう北海道。
そして、帰りは現存する数少ないブルートレイン・北斗星に乗ってきたリフレッシュ休暇!!
今回は・・・というかほぼ毎年行っている恒例の北海道旅第7回目。初めてリフレッシュ休暇を用いたとても贅沢な休暇になりました。
行ってきた旅は2014年6/15~6/20でした。
メインはこれでした。前々から乗りたかった、大阪発札幌行きの『“臨時”寝台特急トワイライトエクスプレス』に初乗車すること。
切符の手配がとても超大変なのはわかってはいましたが、今のうちに乗車しないといけないなと思いました。
...ですが、ほんの1週間前は北海道地域大雨で運転中止されていました。運行されて良かったです。
ただ、北海道地方は20日以上雨が降り続いていました。それは継続されていたみたいでしたが・・・。
前回の北海道旅VI(たびてつNo.20)で断念した北海道・道東地域に行きたかったこと。日本一早い日の出を。。。
たびてつNo.11以来の釧路湿原を走る『快速くしろ湿原ノロッコ号』に再乗車すること、撮ること。
そして最後が根室本線(通称:花咲線)で走行しているキハ54の「ルパン三世ラッピングトレイン」を乗り撮ることでした。
北海道からの帰りは『北斗星』のルートにしました。下りはあるけど、今回の上りは初めてでした。
・・とその前に・・・。
いつもの、メインとなる話から・・・。
『“臨時”寝台特急トワイライトエクスプレス』とは、“乗った瞬間から旅は始まる。 記憶に残る旅には、記憶に残る出会いがある。”
日本海に沈む夕日を背景に、大阪~札幌を約22時間かけて走り、日本最長の走行距離(1495.7Km)を誇るJR西日本自慢の寝台特急です。
1号車と2号車はA寝台個室で、最も豪華な2人用個室「スイート」2室と1人用個室「ロイヤル」8室から成ります。
3号車は食堂車「ダイナープレアデス」、4号車はサロンカー「サロンデュノール」で、長距離旅行にふさわしいくつろぎ空間を演出します。
また、5・6・7号車はB寝台個室(ツインとシングルツイン)、8・9号車はB寝台コンパートで、全体として個室が多いことが特徴です。
車体塗装も、日本海の深い緑をイメージしたダークグリーンを基調に、トワイライトを表す黄色の帯を配し、高級感を醸し出しています。
〈トワイライトエクスプレス〉と命名されたのは、「黄昏と朝の薄明りの中を走り抜ける特急列車」というコンセプトで付けられました。
さらに臨時列車の為、大阪発(下り)月・水・金・土 札幌発(上り)火・木・土・日、週4往復運転を基本に運転される臨時列車です。
※その切符を取得しようとしている最中の5/28には、JR西日本が2015年春で廃止することを発表して、ますます取得が困難になりました(^^;;
『快速くしろ湿原ノロッコ号』とは、釧網本線の釧路駅-塘路駅・川湯温泉駅間にて1989年(平成元年)6月24日から運行している、
トロッコ列車(臨時列車)で、今年は運行開始して25周年を迎えたそうです。
「ルパン三世ラッピングトレイン」とは、北海道の道東地方に位置する浜中町は人気アニメ「ルパン三世」の原作者で知られる
モンキー・パンチさんの出身地です。その浜中町を経由して釧路~根室を結ぶ花咲線では、沿線自治体等で構成される花咲線沿線観光振興協議会が
ルパン三世のキャラクターをラッピングした「ルパン三世ラッピングトレイン」を製作、「ルパン三世 はまなか宝島プラン」に
連動する形で花咲線の魅力と沿線の活性化を行っています。
・・・というわけで、今回の旅のキップを購入する手配をしたのは乗車する1ヶ月よりも前にいつもお世話になっているJR東のY口さまに依頼。
『トワイライトエクスプレス』、その運行1ヶ月前の日の午前10時過ぎに電話頂いたが、マルスで数秒で完売したとのこと。
仕方なく、上お得意様のT柳さまからの話もあり、今回は土浦駅と牛久駅の両方でB個室のキャンセル待ちを入れておきました。
ちなみに、帰りの『北斗星』はすんなりとB寝台ソロが発券でき良かったです。
なかなか両駅からは連絡無く、切符は取得できず・・・焦る一方。このまま切符が取得できなければ、大阪でトワイライトの出発を
見送り、その後関西空港からLCC・Peachでも利用して札幌入りしておこうかと思っていたくらいでした。
その方が北海道・道東方面の乗り放題パスが15,000円の格安で購入できたので、お金浮いたかもしれないけれど・・・。
旅行する4日前のひたち野うしく駅で、ようやくキャンセルが出たらしく・・・『トワイライトエクスプレス』のB寝台コンパートの端の上段が1席だけ。
迷いに迷ったけど、これさえ発券していれば乗車できることには変わらないと思い、諦めてお願いしました。
様々なサイトも見ました、オークションサイトも見ました、荒川沖・土浦・ひたち野うしく駅にも15日前、10日前、7日前、5日前、3日前、2日前、前日。。。
駅の窓口でマルスを叩いてもらいましたが、全く歯ごたえなし。満席のまま。。。
今回も、前回の“『あけぼの号』の例”と同じく、同様に間違いなく乗車できるので、それはそれで良いかと思ってたので、秋葉原で1泊し
大阪まで行きトワイライトに乗ることに致しました。この後に再びの《まさか》が待っていたのですが・・・。知る由もなく。。。
あと、たびてつの醍醐味と言えば・・・フリー切符の存在。今回は「北海道フリーパス」を利用しました。
フリーエリア内の特急・急行列車の普通車自由席が乗り降り自由です。普通車指定席も6回までご利用になれます。
本州直通特急・急行の自由席・指定席等をご利用の場合、乗車券は中小国まで(から)、特急・急行料金等は、
JR北海道会社線内で最後に停車する駅まで(最初に停車する駅から)有効となります。中小国駅が入場・出場駅になります。
有効期間7日間でしたけど、5連休なので全然問題なく使えて、自分には充分な切符でした。
(この切符とは別に「北海道全線フリーキップ」もありましたが、東京都区内からで、当然トワイライトでしたので利用できませんでした。)
それと今回の旅は、某O社からミラーレス一眼を2台お借りする事が出来て撮影してきました。ムリ言ってすみませんでした。
自分の愛機では無く、ミラーレス2台に多くのレンズもお借りすることできました。担当営業のH口内さんどうもありがとうございました。
最初はファインダー覗いてたけど次第に覗かず、画面見て撮影(ライブビュー)することにしました。
FHD動画もそのまま撮影できるし、少し慣れるまで結構時間掛かりましたけど・・・。
撮影補佐として愛機のCASIOのEX-Z300WHも利用しましたが活躍してくれました。
動画はサイトにアップしてございます。一眼の動画とコンデジの動画の見比べが出来ます。(^^;
お馴染みとなった『ケータイ国盗り合戦』を今回も利用して陣地を拡大し制覇してまいりました。
いつもの前置きが長くてすみませんが、超ミラクルが起こった今回のリフレッシュ旅を振り返ってみようではありませんか??
最後の最後まで、諦めない。とっても超ラッキーだったこの旅へLet'Go!!
第1日目 6/15(日)
天気:晴れ
最高気温が29℃を超えて、夏を感じるようになってきました。エアコンが多く売れてくるようになってきました。
早番で上がらさせて頂き、19:35店を出ました。繁忙期になりつつの状態でしたので少し焦りましたが、
この日は秋葉原まで行ければ良いので急がず。一旦、アヴァンセに帰りました。着替えて再出発、20:22。
みどりの駅には20:25着。20:39発のTX区間快速で秋葉原へ。日曜日の夜でしたが、クロスシートを独り占めに。
外にはいつものお月様。朧月で東の空にいらっしゃいました。21:23秋葉原着。
早速、JR秋葉原駅のみどりの窓口に行き・・・次の日のトワイライトの切符をトライ・・・んっ?窓口閉まっている(--;
仕方なく・・・、まずは早めに「安心お宿秋葉原店」さんにチェックイン。重たい荷物を預ける為と次の手を打つ為に。
すぐに出掛けました。そう!東京駅へ。東京駅内の八重洲口のJR東・みどりの窓口で『あけぼの号の奇跡』を信じて、
マルスを叩いてもらったんだけど、全席満席のまま。あと12時間後には乗車だから。。。仕方なく、サンライズ出雲・瀬戸号を撮影。
お借りしてきたOM-Dをカメラバックから取り出し、ファインダーを覗いて撮影。動画も撮影。メロディフォンも鳴らしてくれました。
仕方なく、再び秋葉原駅に戻り、深夜営業もしている富士そばさんでざるそばなどを食べてホテルへ。お風呂やお味噌汁を堪能して就寝。
第2日目 6/16(月)
天気:晴れのち薄曇り
遂に、リフレッシュ休暇第1日目になりました。起床はなんと!4:35。こんなに早く起きてどうするんだ(^^;
5時くらいまでは目をつぶってましたけど、5時半を回ったら朝風呂へ。そして、お味噌汁。
6時を回ったので、荷物を持ちチェックアウトし秋葉原駅へ。まだみどりの窓口は開いておらず。。。むむむ仕方なく東京駅へ。
E233系京浜東北線で東京駅に。またまた『あけぼの号の奇跡』を信じて、最後の最後と思って、JR東・新幹線側みどりの窓口へ。
今回は絶対ダメだろうと思ったけど希望を捨てずに「今日のトワイライト。空き有りますか?」と聞いて、女性の係員さんとの会話。
係員さん(マルスを叩きながら)「えっと・・・個室寝台は全て満席ですね」|自分・・・「やっぱ、そうでしたか~(トホホ)」
係員さん「次にB寝台のコンパートメント調べてみますか?」 | 自分・・・「はいっ、お願いします」
係員さん「(・・・数秒後)空いてますね!B寝台ならば3席」 |自分・・・「えっ?空いてましたか?下段席はありますか?」
係員さん「・・・はいっ。1席だけですね、発券しますか?」 |自分・・・「はいっ!直ぐお願いします。」
|自分・・・「実は(B寝台の上段券)を出して、これと交換願います」
係員さん「(切符を確認して)発券して、乗変掛けますね」 |自分・・・「(にんまり)本当にありがとうございました」
係員さんも満面な笑みで、対応して下さって・・・眼鏡を掛けてましたが女神様に見えました!最後の最後にどんでん返しが来ました。
勿論、切符交換は利用前ですし、1回に限り場所変更の切符交換になるだけなので手数料は無料で済みました。
昨日の22:30は満席だったのに、朝の6:30過ぎに空席が出るなんて!!こんな奇跡は滅多にないですね。
個室自体は最後まで取れなかったけど、B寝台・コンパートメントの下段(しかも進行方向向いて座れる!)超ラッキー。
これで、心置きなくトワイライトエクスプレスの長い旅が楽しく満喫できるのが確約できた瞬間でもありました。嬉しいです。
スキップをしたいのを止めながら(マテッ、東海道新幹線15番線ホームへ向かいました。
ここから新大阪へ向かいます。梅雨時期というのに晴れてきていて、少し暑さを感じる陽気でした。
朝食をキヨスクで購入しました。7:00に入線してきました。N700系『のぞみ205号』新大阪行きです。
7:00に定刻発車。いよいよ西へ向かって、出発しました。朝食はおむすび弁当とお茶を購入しました。
コンセントがあるので利用させて頂きながら、mixiやらTwitterを始めました。席は新横浜で満席になりました。
そこからは名古屋までノンストップ。途中、旅しててあまり見られない富士山が顔を覗かせてくれました。
当然、雪の頂きも少なかったですね。そして、浜名湖も綺麗でしたね。
あっという間に新大阪9:53到着。500系の姿でも見られればそちらに向かったのですが、、、時刻表でも見られず。
なので、直ぐさま在来線ホームへ。間に合ったので287系『特急こうのとり5号』10:05発車で一駅。大阪駅入り10:11着。
ここで1時間待ちぼうけ。だけど、全然苦になりません。この後が楽しみだらけだから。
そうして、10:50頃から10番線を中心にギャラリーが増えてきました。皆さんのお目当ては「トワイライトエクスプレス」だからです。
さて?どこで自分も待とうか?乗車する所で待っててもいいけど、やはり食堂車付近で待機した方が。
そう!食堂車(ダイナプレヤデス)で働かれるクルーの方々が入線してくるトワイライトにお辞儀をするんです。
その瞬間を撮影したかったです。約10名ほどでしょうか?だから、ホーム中程で待機していました。。。11:11入線。
EF81に牽かれて入ってきました。こちらまで緊張してきた瞬間でした。一瞬だから静止画で撮って失敗するよりは動画で撮りました(^^;;
(どうしても外が晴れていてホームが暗い為に逆光でしたけど、単焦点で撮ったのでバッチリでした^^)
出発するまでは、撮影タイム。やはり、撮影者はとても多かったですね。初めて乗車する客車への第一歩は緊張。
B寝台のコンパートメントに向かいます。このコンパートメントは4人掛け。上段だと、窓無くて外見られないけど下段だから
撮影出来る、出来る(w 本当に良かった~(^^ まずは荷物を置いて、撮影タイム。向かいのホームに行ったり、先頭車両撮ったり。
・・・そして、11:50。定刻通り・・・というよりは発車ベルが長く響いてから数分遅れて、大阪駅を出発していきました。
長旅は始まりました。天気には恵まれて、大阪駅を発車。その後は、聞きたかった『いい日旅立ち』のメロディーと一緒にアナウンスが。
そうしたら、今晩一緒に相席になる向かい合った席の方がお見えになられました。とても人が良さそうな方でした。ただ荷物を置くと
直ぐ離れていきました。ロビーカー(サロンサロンデュノール)に行ってたみたいです。一眼とコンデジでW動画撮影成功。
次の駅は新大阪11:55。新大阪では貨物列車EF210(桃太郎)が牽いているコンテナ車が通過していくシーンが見られました。
新大阪駅を出ると、車掌さんのアナウンスが始まりました。吹田貨物ターミナル駅付近を通過しました。そうしたらEF510-510か501を
見ました。北斗星カラーリングだったので、ここで見るととても違和感を感じました。もちろん、流星マークは無かったですが。
ここからは勢いついて京都駅12:24へ。車掌さんの検札も完了。あっ!京都駅過ぎて上りのトワイライト・・・時既に遅し。
気付いたときにはもう半分以上の客車が行った後で撮影諦めました。12:30を回ったので・・・ここからは車内探検でも行こうかと。
そうだ!シャワー券を購入しておかないと。写真を撮りつつ3号車の食堂車へ。クルーの方から¥320で購入。
一旦、1号車まで行ってみることに。展望スイートルーム。まあ、中は見られませんので・・・扉まで。
そして、ロイヤル個室。。。扉まで。中から見られたので、撮影しておきました。とても豪華ですね。
そして、再び食堂車を過ぎたら・・・、早くもランチを食べる為の行列が!!そう、下りのトワイライトはランチタイムがあります。
まだ20分以上は待つしかないと思ったけど、長旅だし急ぐことないし、並んでおいた方が良いと判断しました。
「あれっ?もう並ばれているんですか?」の問い合わせに「はいっ。待ちきれなくて」ということで。自分もそのまま並びました。
親子で乗車されていてご婦人と自分と同い年くらいの男性。すっかりお友達になってしまいました。
同じ仲間(鉄好き×旅好き)同士。話が合わないわけないじゃないですか!!
さらに、帰りの行程の話を伺ったら、お母様は最終日全く同じ『北斗星』で帰宅とのこと。
こんな偶然というか、奇跡というか考えられなくないですか!!本当にアンビリーバボー!!
たまたまお隣になって少し話して・・・、まだ会って、数分しか経ってないのに、話が弾む弾む(^0^)/
行列が長くなってきたので、同席させて頂くことに。車掌さんが琵琶湖の案内説明を始めました。
13:00過ぎには近江舞子駅に運転停車。後続のサンダーバード号を先に行かせます。
そして、待ちに待った瞬間でした。13:10頃に食堂車でランチタイムスタートしました。
直ぐさま、食堂車の少ないシート達は満席になりました。とても良いシートで琵琶湖も綺麗に見えました。
一番人気で食べたかった「オムライス」と札幌クラシックビールの生ビールを注文して頂きました。
超うますぎます。話も楽しいし、食事も美味しい。最高です。記念撮影までしてもらいました。
いろんな話をさせて頂きました。今までどう乗ってきた話。今日までの話。個室が取れなかった話。
個室が取れなかった話は一緒でした。乗車するまで何回も駅に行って発券してもらおうとしたそうです。
共感できる処、ほぼ同じ年齢、趣味も同じ、まるで小さい頃から知っていたような感覚。。。
食事が終わって、まだまだ話足りないんだけど、ランチタイムを待っている方々がいるので、席を後にすることに。
名残惜しいままに、ななななんと!ビール、ご馳走になってしまいました。あわわわわわ。
夜のパブタイムの時は、一杯ご馳走することを言いました。またサロンカーにほぼいると教えてくれました。
一旦、自分は自分の席に戻りつつ、他の処を撮影を再び始めました。そして席に戻りました。
13:39新疋田駅を通過しました。所々に撮り鉄の方々が。13:46敦賀駅、13:52~14:02北陸トンネル、案内ありました。
14:22、鯖江駅でも再び運転停車。席でノンビリと少し眠っていたと思われます。朝早かったのとアルコールのおかげでのほほんと。
15:05加賀温泉駅、15:37金沢駅、15:55くりから峠、16:30富山駅、17:17親不知駅。この辺りになってようやく日本海が見えるようになってきました。
そして、太陽が西日になっていてなかなか良いトワイライトな感じを出し始めていました。17:30糸魚川駅通過。
この時には自分、サロンカーに移って、左手に日本海。右手に立山連峰を望んでいました。案内ありました。
17:56直江津駅到着。ここではJR西日本-JR東日本に運転手さんの交代があり10分ほど停車します。
自分は先頭車を撮影していました。EF81の機関車を。だいぶ空が色付いてきました。
またも席に戻り、先日嵐君と撮影した18:34大久保トンネルを通過していくのを見ていました。
以前、撮影でも来た、笠島、青海川、鯨波駅。夕日がとても綺麗でした。19:02長岡駅到着。案内ありました。
19:05からシャワー。タオルを忘れていたのでシャワーセット¥420を購入して大助かりしました。
さっぱりしました。その後は、サロンカーで寛いでいました。スタンプ押したり、話に花が咲いて盛り上がり。
19:43新津。案内ありました。もうこの時間帯になると辺りはすっかりと暗くなっていました。
20:05坂町駅(小坂線)通過。一旦、席に戻り黄昏れます。
21時から車掌さんによる「乗車記念証」をオリジナルで作成してくれるとのことで、再びサロンカーへ。
車掌さんお手製のはんこを押してくれるそうで、購入しておいた「旅のしおり」を持って行き押してもらいました。
そして、記念撮影まで。車掌さんありがとうございました。麻尾車掌さんちょっとした有名な方だと伺いました。
その後、食堂車でパブタイムになっているので、遅い晩ご飯を。贅沢にも「ステーキピラフ」を食べました。¥1,780!
そりゃあ~うまいはずですよ。口に入れた途端にとろけるし、ピラフが美味しい。そして生ビール。美味しい。
今度は自分がビールとワイン代を持ちました。話も尽きないし。。。贅沢な時間が過ぎ去っていきます。
酒田、女鹿に運転停車。22:33。さすがにこの時間帯になると、サロンカーでも乗客はチラホラ程度に。
23:47~23:57秋田運転停車。もう12時間乗ってきました。秋田駅にはE6系こまち号が入線してくる様子が見られました。
第3日目 6/17(火)
天気:雨時々曇り
B寝台のコンパートメントに設置してあるソファーでそれを迎えようとしていました。
そう!上りの大阪行きのトワイライトエクスプレスとすれ違うんです。京都駅近くでもすれ違ったのに
再び上りのトワイライトにすれ違えるんです。それだけ長時間の旅だということが判ります。
0:14に大久保という駅で運転停車していて待機していると、やってきました。あちらは通過。
昼間に一緒だった方と一緒に迎えてました。彼はこの後、誰もいないサロンカーへ行くそうですが自分は寝台へ。
少し眠ることにしました。また、青森駅に2:50に運転停車、EF81→ED79に機関車を付け替えする為です。
そして、進行方向が変わりました。奥羽本線から津軽海峡線に入っていくからです。青森も5ヶ月ぶり。
(青森運転所で機関車交換だったのを再び青森駅で交換に変わったみたいですね、何ででしょうか??)
そして3:19蟹田でも停車します。ここで車掌さんが変わります。麻尾車掌さん本当にお疲れ様でした。
その後、3時半頃迄に起きてしまったので、誰もいないサロンカーや食堂車を撮影しておきました。
青森を出て、青函トンネルまで起きていました。以前はイベントもあったと聞いてました。今は行われてないですけど。
<青函トンネルを動画撮影していたんだけど、連続撮影時間が30分しか出来なかったので途中で切れてしまった(T0T;>
3:46青函トンネルに突入、3:53元竜飛海底駅通過、4:07最深部、4:13元吉岡海底駅通過、4:38青函トンネル出て北海道に入りました。
青函トンネルを入って、出るまで41分くらいなんですね。。。それであれば、一眼2台で撮影を駆使し撮れば良かった。
その後はまたも睡魔が。。。気が付いたら5:13五稜郭駅、運転停車。またここで機関車の付け替えが行われます。
ED79→DD51の重連になります。再び、進行方向が変わります。江差線→函館本線になるからです。
残念ながら朝日どころか曇っていて、時折雨が混じっていました。まあ、天候には勝てないし。。。
6:20を迎えると、車掌さんがJR北海道の方に変わり、これからの停車駅などの案内がありました。
6時からは朝食のサービスが始まっていました。クルーの方は大変だな~と。自分は朝食パスしました。
そう、相席になっている方々の話も聞けました。夫婦で年齢の合計が88歳以上でフルムーングリーンパスで
全国を廻っているらしいです。トワイライトの前は出雲大社に行っていたとのことです。グリーン車で巡れるから
体も楽とのことでした。自分には、全然利用すら出来ないですけどね。なんと千葉県からだそうで、またしても距離が
近いのを感じました。個室ではこういう交流は出来ないので、コンパートメントで楽しめて良かったかも。
向かう先は根室だそうで・・・これもまた一緒ですね。ただ、先に南千歳で乗り換えするそうです。
自分も同じ行動も取っても良かったんだけど、やはり最後までトワイライトを満喫したいので。
予定通り終着の札幌から根室へ向かうことにします。
サロンカーに移り、再び会えました。他愛もない話・・・。楽しい。
段々と札幌に近づいてきて、とても名残惜しくなってきていました。札幌まであと1時間で別れて
降りる支度することに。9:10南千歳でご夫婦が降りて行かれました。楽しい旅を~。(^^)/^^^
そして、こちらも9:52終着札幌へ到着。実に22時間2分。約1,500Kmを乗りました。
その10分前の貨物ターミナル駅付近から、車掌さんのアナウンスとまた『いい日旅立ち』が流れてきました。
札幌駅では撮影会。そして、帯広・根室方面への列車の時間がある為、トワイライト号が回送されるまで見送ることに。
その前に、一緒に撮影させて頂いたり、最後に握手して別れました。他の乗客の方々も残っている方多かったですね。
10:18発のキハ261系/帯広行き・スーパーとかち号で、道東へ向かっても良かったんだけど、結局途中の帯広で
待ちぼうけになるのが判っていたので、どうせならばと11:51発のスーパーおおぞら5号で釧路まで行くことに。
そうすれば、少しは札幌でノンビリ出来るので・・・下車してみることに。まずは腹ごしらえでスタバへ。
嵐君からの依頼で、スタバのカード(札幌限定カード)とキャラメルマキアート、サラダラップをチョイス。
どんよりしていた空は、いや~晴れ間が見えてきました。これで天候が良くなれば。。。
札幌駅の前にも出てみました。そうしたら、晴れ間が広がってきました。おおおっ!!晴れ男健在!!(^^
札幌駅前はサッポロライオンのビアガーデンが出来ていました。あいにく?オープンしていませんでした。
残念。開いていれば、一杯しても良いのかな?なんて思ってたんだけど。
再び、札幌駅に戻り、入線してくる北斗星やら試運転しているキハ183系を見掛けることが出来ました。
3分遅れで入ってきた、キハ283系/特急『スーパーおおぞら5号』11:54乗車しました。
ところが、札幌を過ぎたら段々とどんより雲が戻ってきました。更に、雨降るようになってきました。
車内で駅弁を購入しました。幕の内弁当。あまり幕の内弁当は頼まないんだけど、
北海道内のアテンドさんが選りすぐったそうで、これは食べてみたいなと思いチョイス。
駅弁を販売している処が凄いことに気付きました。「札幌立ち売り商会」明治32年だそうで。。。
キハ283系は振り子列車なので、カーブでもスースーと走り抜けていきます。最高速度110Km/h。
この石勝線区間。新夕張駅~占冠駅間が日本一間隔が広くて34.3Kmになります。
14:22帯広駅に停車。もし先行の特急だったら乗り換えたことでしょうけど。雨は普通にザーザーに。
向かいのホームには“日本最長時間の普通列車/2429D”キハ40形(308.4Km)が停車していました。
この列車は滝川から釧路を結ぶ列車で、根室本線の大半の区間を8時間2分かけて走り抜きます。
撮るのを失敗しました。ちょうどホームの柱などがあってサボだけは確認できたくらいでしたが。
15:58ようやく終着の釧路に到着しました。そうしたら、次の日に乗車予定の「ノロッコ号」が入ってきたので撮影。
たびてつNo.11以来7年ぶりの再会でした。今年、ノロッコ号は25周年を迎えたんだとか。
次の日は、この「ノロッコ号」に乗車し、スーパーおおぞら号で札幌方面に戻る工程を組んでいました。
釧路駅前を撮影してから、オリックスレンタカー釧路駅前店さんへ向かいました。
あまりの寒さで、薄いジャンバーを持ってきておいて正解でした。羽織りました。
借りたのはエコカー、新型FITでした。新型に乗れるのでラッキーでした。ただ、気温16℃は寒い。
雨は上がっているけど、まだ降りそう。この釧路市内で泊まるのではなくて、そのまま根室へ向かいます。
まあ、本来ならば根室本線で向かう処なんですが・・一度乗っているので今回は良いかと・・・。(マテッ
R44をそのまま東へ。チェックインする時間が決まっているので急がないと。・・・と言ってもトラック多いし。
その途中に【Google Car】とすれ違いました。撮影していたんでしょうか?Google Mapに載るかも。
R44と併走する根室本線(通称:花咲線)。全くすれ違うこと無い。最初は雨に降られてましたが、雨上がりました。
根室市内に入ったら、夕日が見える晴れ間も。18:26、124.0Km走行して到着しました。グランドホテル根室さん。
入り口にはエゾシカが出迎えてくれました。そして、直ぐチェックインしました。夕飯は19:00から。支払いは前払い。
いざ部屋に行こうと思い、エレベーターに向かい待っていると・・・。なんと!!トワイライトで一緒だった千葉からの
ご夫婦が!!!!まさかの光景でした。本当に驚きました。相手も驚いていました。こんな事ってあるんだなと。
トワイライトに乗れなかったら?席交換してなかったら?ホテル違う所にしていたら?本当に驚きです。
部屋で少し撮影などをしていたら、早くも19時近くになったので、早速夕飯を食べにスカイラウンジへ。
自分の宿泊プランは《根室名物「エスカロップ」付宿泊プラン》でしたので、当然エスカロップです。
ビールを頂きたい処だったんですが、折角根室まで来て少し出掛けたい気があったので、我慢します。
このB級グルメ的エスカロップとは、名前を聞いただけでは「ドリンク剤?」と思わせ気味ですが、
バターライスの上にカツが乗り、その上をデミソース風のソースがこれでもかとのってました。
バターライスの中には刻まれたタケノコは、マッシュルームの代わりなんだとか。
なかなか美味しかったです。デミグラスソースがカツと合っていましたし。まあ少しバターライスが甘い。
食べ終えて、出掛ける用意をしました。そうだ!フロントで温泉など入浴施設を教えてもらおうと。
フロントで銭湯がある話を聞いたので、出発しようとしたら再びご夫婦に遭遇。
良かったら銭湯、一緒にいかがですか?と誘ったんだけど、部屋でゆっくりされるとの事と朝早く出掛けるのだそうで。
再び、良い旅をしてくださいと挨拶をして、ホテルの外に出ました。
まず、向かう先は「根室駅」。有人駅及び終着駅としては、最東端の駅です。
ホテルに着いたときは夕日に映えていた根室駅だったんだけど、すっかり暗い帷が降りていました。
次の根室駅の発着列車は・・・結構後の時間だということがわかりました。
では、先に日本一東に位置している《最東端の駅》『東根室駅』に向かいました。
もうすっかり真っ暗。住宅が近くにあるんですね。でも無人駅。車のライトで照らしたり、ホームにも立ちました。
ミラーレス一眼で撮影したら・・・凄いあり得ない写真が撮れました。夕日×カメラ感度のコラボ。
20:10、準天然温泉「みなと湯」さんに到着。折角、北海道まで来てホテルのお風呂だけでは・・・。
またしてもタオルホテルから借りてくるのを忘れた。仕方なく、トワイライトのタオルセット役に立ちました。
一緒に入っていたシャンプーにボディソープも利用できたし・・・。内湯は3つ、露天が1つ。微かに星が見えました。
ずっと乗り過ごしてきたから、体がずっと揺れている感じのままでした。
再び、根室駅へ出向きました。そう!キハ54形の入線シーンと快速ノサップ号の発車シーンが見られそうだからです。
駅舎内は自分だけ。2両でやってきたけど、1両切られて、1両で快速になりました。
ヘルメットを被っている方に、撮影したら駅のホーム退きますからと話をしておきました。
(7年前は根室から快速ノサップ号、釧路駅から寝台特急まりも号に乗車した記憶がよぎりました)
見送ったら、ホテル近くのセイコーマートでお夜食+ノンアルコールビールなどを購入。
あまり聞いたこともない、ホンコンやきそばも購入したけど、土産に。車の外気温時計は11℃。
夜食食べたりして・・・23:00頃睡眠?
第4日目 6/18(水)
天気:朝方霧雨後雨、一時強く降る
3:15起床。電気は付けっぱなしだし、別途の上で寝っ転がっているし・・・。
TVによると現在の気温は8.6℃らしい。6月も中旬なのに・・・(^^;; さすがは夏至近いので、
もう既に外は明るい。しかし!!!期待していたのに、濃霧。3:37日の出なのに、同じ濃霧。
日本一早く出てくる日の出、遭遇できず。その後、少しウトウト。朝のTV番組を見る。
朝食食べてから8:25チェックアウト。朝の根室駅へ行ってみることに。
そして、前の日行った「東根室駅」入場券を購入しておきました。
さて、日本最東端の岬に向かいます。道道35号を進みます。ところが、霧が凄い。
9:16、160.0Km、遂に念願の納沙布岬の『納沙布岬灯台』に到着。天気良かったらどんなに良かったことか。
天気が良かったら、北方領土が見えたに違いありません。
望郷の岬公園には、北方領土返還記念シンボル像の「四島のかけ橋」があります。
北方館にある、北方領土返還帳簿に自分もサインしておきました。
その後、再び道道35号を走り、根室市内に戻ってきました。10:20根室駅前。
再び、【Google Car】に遭遇。手を振っておきました。写っているといいな(^^)y
道路標識には日本語、英語、そしてロシア語の表記が見られました。稚内以来ですね、見たのは。
根室市街を通り過ぎ、天気は少し晴れ間が覗き始めたと思いきや、ポツリポツリと。
10:38道の駅すわんに寄りました。そうだ!根室の土産を持参して、札幌でご婦人に渡そう。
根室の名物らしいんですが、ハスカップのバームクーヘンを購入。会えるのが楽しみになりました。
11:05、213.6Km根室本線、初田牛駅。もうすっかり周りは雨ザーザーになってきました。
秘境感は感じないけど、凄い素朴な駅でした。タイミング合わず、全然列車来ない。
11:36、213.6Km霧多布岬に到着。しかし、霧たっぷりありませんでした。まだ納沙布岬の方が濃霧でした。
映画のロケにもなったみたいですね。湯沸岬灯台というのもありました。
12:34厚岸駅。牡蠣で有名な処なんですが、土砂降りで列車が遅れだしていました。
北海道でもこんなに降るんだというくらいの雨量でした。40-50Km/hくらいにスピード落とさないと前見えなくなる。
列車出発するのを、見送っている家族を見ていたら・・・なんと微笑ましいことか。
厚岸駅から根室駅へ。R44を走行。この土砂降りでは、車の進めるスピードを遅めまくっていました。
釧路13:10発の普通列車「ルパン三世ラッピングトレイン」。急いだのだけど、乗ることも見ることも
出来なくなってしまいました。致し方なく、途中の尾幌駅に到着しましたがもう数分前に発車済み。トホホ。
13:53、369.7Km。仕方なく、上り列車の到着、発車シーンを見ることが出来ました。土砂降りの中。
だけど、この駅は凄いです。コンテナ駅舎(車掌車)改造駅です。何ともいえないカワイイ絵柄が・・・。
13:57発釧路駅発「くしろ湿原ノロッコ号」にも乗車できなくなりました。二兎追う者は一兎も得ず状態に。
時間の配分ミスと、欲張り気味だったんでしょうか??う~む。こうなるんだったら、厚岸駅でルパン待ってれば良かった。
さて、気を取り直して・・・、釧路市内に入って、市内観光をすることにしました。14:59、402.5Km釧路を代表する橋『幣舞橋』。
幣舞橋(全長124.6m)は、札幌の豊平橋(全長132.2m)、旭川の旭橋(全長226.0m)と共に北海道3大名橋といわれており、
日本百名橋の一つにも数えられている釧路市きっての名所です。特に、橋からの夕陽の美しさと、霧深い釧路の霧の幽玄な光景が、
他の名橋を圧倒しているそうです。かの石川啄木も渡って下宿先へ通ったこともあるゆかりの橋なんだそうです。
そう!この幣舞橋×釧路川=ラッコのクーちゃん。TVでも放映され、全国区になったクーちゃん。2009年2月なんだそうです。
近くの商業施設には、そのクーちゃんの特別住民票は無料で発行してくれます。自分も頂きました。
ガソリンを入れて、借りたレンタカー店に返しました。15:48、走行距離412.5Kmでした。
まあ、釧路の市内見物が少し出来たから良しとしなくては。。。はあ~。
釧路では15日間、連続で雨なんだそうです。TVニュースでやってました。梅雨がない北海道で何故?
前の日、乗ってきたのと同じ、16:17発キハ283系/特急『スーパーおおぞら10号』で、一路札幌へ向かいます。
16:52、日本最長普通列車と尺別駅ですれ違いました。遅い昼食で、寄ったコンビニで購入した帯広豚丼を食べながら。
常豊信号場という所があり、短いホームに駅標が立っているが使われないとのこと。秘境駅かと思いました。
十勝川を渡りきったら、住宅街があるんだけど、公道に大きいキツネが堂々と立っていました。
テンサイと呼ばれる糖のサイロが大きいのを見ました。大成駅では、JR東日本のキヤE491系とすれ違いました。
一瞬だったので、撮影できなかったです。18:25日本三大車窓付近を通過しました。
札幌駅には7分遅れで到着しました。20:25着。
札幌からは小樽へ向かいます。快速エアポートに乗車します。贅沢にもUシートを利用しました。
特急列車でいえば、グリーン車のシートみたいなモノです。のんびりとゆったりと。他の車輌は満員電車状態。
21:25小樽駅に到着。ただ、8分遅れで到着しました。裕次郎さんホームにも寄りました。
「裕次郎さん、また会いに来ました」ご無沙汰しておりますと。3年ぶりに訪れました。ステンドクラス、ガラス灯・・・綺麗ですよね。
この日の宿は駅前にある『ドーミインPREMIUM小樽』さん。以前来たときは満席だったのですが今回はスムーズに。
21:45チェックイン出来ました。そのまま、直ぐ《夜鳴きそば》を頂きました。これがなかなか美味しいんです。
エレベーター内で、素敵な従業員の女性の方。小樽美人?北海道美人??可愛いです~(^^)/
折角、小樽まで来たんだから、小樽運河を見ておかないと。ライトアップされているので見に行ってきました。
そうしたら、22:30までなんですね、ライトアップ。着いたときは良かったんだけど、少し廻っていたら消灯されてしまいました。
グルグルと回り、小樽駅前を少し歩いていると石川啄木の碑が。なかなか気付かれない所にありました。
コンビニに寄って、お夜食を物色してからホテルへ。コンビニの弁当でも侮るなかれ~(^^;
カツゲン最高!温泉も最高でした。2時過ぎに就寝。
第5日目 6/19(木)
天気:曇り時々小雨
北海道にいるのが最終日になりました。起床5:35。やはり早く起きてしまいました。朝風呂へ行くことにしました。
曇り空、時折雨がぱらついているようでした。朝食時間になって「勝手丼」を作り食べました。やはり海の幸は美味しいですね。
そして、さすがの小樽はデザートも充実してました。甘い物は別腹~(^^;;
もう少しノンビリしていたいのですが、8:20昨日会えた従業員の方にチェックアウトしてもらいました。覚えててくれました。ラッキー(^^
ただ、1時間だけ荷物を預かってもらい、朝方の小樽市内の模様を見てくることにしました。
小樽運河や小樽港は行ったり、伺ったことあるけど、小樽のオルゴール館や北一硝子さんがある南小樽方面は行った事
なかったので、歩いてそちらの方に行ってみることにしました。なかなか大正時代の古い町並みが残っているんですね。
そうそう!「お父さん預かります」の看板をよく見かけました。ルタオさん、六花亭さんの店舗も見かけました。
9時を回ったので、オルゴールが鳴り響くと思ったら鳴らないし(^^; その代わり、交差点の時計が動きました。
ハリーポッターにでも出てきそうな時計。ビッグバンの小型版というか・・・。
9:20時間通りにホテルへ戻り、荷物を受け取り(もちろんお姉さまにご挨拶w)、小樽駅へと向かいました。
9:34発721系/快速「エアポート100号」で新千歳空港まで行ってみることにしました。またも贅沢にもUシート。
(天気が回復していたら、M上さんにオススメされた「藻岩山」へ行ってもいいかなと思ってました。)
(結局、どんより雲でしたし雨混じっていたので諦めました。次回、北海道行った時の候補地に。)
札幌駅前でトワイライトとすれ違いました。空港近くで戦闘機も見られました。10:46着新千歳空港。地下駅。
新千歳空港は2年ぶりに伺いました。“ドラえもんスカイパーク”で物色していたら、
それぞれのキャラクターの匂いも販売しているんですね。しずかちゃんはいいけど、ジャイアンは・・・??
そんな中、ショルダーバックを発見。OUTDOORとのコラボ商品でした。衝動買いしてしまいました!!あはははははっ(^^;
展望台で少し飛行機を見ていたら、遠くで貨物列車の列が。あと数時間で北海道を出発すると思うと
少し切なくなってきました。やっと天気が回復してきたようでした、最終日で半日切ったけど。
12:19発785系/快速「エアポート123号」で再び札幌へ戻ります。結局、期待していた789系のエアポート乗れず。
(一体、何の為に1時間空港を発つのを早めたのか分からないではないか・・・)
789系の新型だったのか?全席にコンセントが!!驚きました。E7系並なゆったりシート。12:55着。
札幌駅で時間を過ごしていると、旭川から789系が。結局、乗車できなかった。撮影まで。
見送ってから、昼食を食べることにしました。そう!駅そばです。かけそば。
札幌駅で大阪行きの「トワイライト」の入線を待ちます。DD51の重連再び。手稲の車両基地から。
13:49より数分遅れて到着しました。やはり、この深緑の車体が良いですね。。。
帰りもこの車両で帰れたらいいんだけど・・・。14:05定刻に出発シーンを見送りました。
あと数時間で帰路になります。まだ、数時間残されているので、札幌の街中を歩くことに。
14:20札幌駅を出て、定番の札幌時計台へ。次に向かったのは大通公園と札幌テレビ塔。
借りたレンズを色々と試してみました。大通公園から赤レンガ旧舎へ向かう途中に幌馬車の姿が。
ノンビリ、ノンビリ。北海道らしいノホホンとした時間が過ぎていきました。
15:00赤レンガ旧道庁舎に到着しました。撮影したことはあったんだけど、中には入ったことなかったので
入ってみることにしました。赤絨毯が印象的でした。中は北方領土の事が大きく取り上げられていました。
なかなか興味深い内容ばかりでした。外出たら、外国人の方々が大勢写真撮っていました。
これにて、今回の北海道観光は終了となりました。
15:40再び札幌駅に戻ってきました。そして、駅の売店に行くとお目にかかれました、お母様に!!
「またお目にかかれました!」と言ったら、微笑みを返してくれました。
お土産を大量に買い込んでいるみたいでした。自分もここで最後にお土産をと思っていたので
別れて、土産を物色始めました。そうしたら、また北斗星の車両で会いましょう。と言われました。
土産を購入し終えて、少し早いけど夕飯食べておいた方が良いとアドバイスを受けたので、
一度も食べていない「味の時計台JR札幌店」さんに入店してミニバター醤油ご飯と味噌ラーメンを。
やっぱり、美味しいですね。お腹も膨れました、水も美味しいし。16:30店を後にしました。
17:03最後の寝台ブルートレイン:『北斗星』が手稲から、トワイライトと同じDD51重連で入線してきました。
いよいよこれで北海道とも最後になります。17:12発。あっ!お母様の号車番号を聞きそびれました。
だけど、20時からのディナータイムで夕飯を食べる話は聞いていたので、その時間に行けば良いかと
判断しました。帰りはB寝台ソロの2階席です。若干ですが、席の空きはありました。
しんどかったのは、部屋が進行方向と逆なのがきつかったですね、仕方ないけど。
早速、車内検索を始めました。何か今回の北斗星、今まで乗ってきた中で雰囲気・編成がおかしいと思ったら
JR北海道とJR東日本の混成仕様になっていたからですね。過去2回は、JR東日本編成しか乗ってなかったようです。
17:30には食堂車に寄って、シャワーカードを購入。トワイライトといい北斗星といいシャワーがあるのは助かりますね。¥320。
食堂車でタオルセットも一緒に購入しました。こちらはオリジナルになっていてタオルに北斗星のヘッドマークなどが施されています。
一緒にハンドソープとシャンプーも入っています。これも変わらず嬉しいです。
先頭車の1号車まで来ると、DD51重連が活躍している迫力が伝わってきました。動画でも撮影しましたがなかなかでした。
夕日と海岸を少し見ながら、北海道最後の夜を迎えようとしていました。こんな迫力、なぜ他の人は見に来ないのだろうか?
19:43小幌駅を通過しました。20時少しを過ぎたのでお母様に会いに行きました。食堂車「グランシャリオ」へ。
いらっしゃいました(^^ 北海道で巡ってきた話や根室で購入した土産を渡すことが出来ました。夕飯をお召し上がられてました。
10分程度話をしていたら、予約していない客は利用できないとの事を言われました。う~む話が出来ない(>_<;)
21:30からパブタイムになるから、再び食堂車でお茶しましょうという話になりました。
その間に21時からシャワーを予約していた為、ロビーカーへ行き、一風呂浴びてきました。
(帰宅した後で、探したが出てこなくなったので、恐らく温泉マーク付きのタオル置き忘れてしまいましたT0T;)
シャワー室から出たら、お母様が寛いでいらしたので、話の続きを続けました。旅好き同士、楽しい話ばかり。
21:30過ぎたので、再び食堂車へ。ビールで乾杯。ソーセージの盛り合わせとミックスナッツを頂きました。
外は雨ザーザーに。結局、北海道にいる間は天候にはあまり恵まれなかったですね。本当に残念でした。
21:38函館駅に到着。ここで進行方向が変わりました。機関車交換だから見に行きたかったがやむを得ず。
DD51重連からED79の電気機関車に連結が変わりました。
ふと、後ろの席の男性1名、斜め前のご夫婦。少し話が出来て、皆さん「鉄」好きな方々でした。
だから、話の輪が大きくなっていきました。このままでは、食堂車のクルーの方々のご機嫌が・・・。
話、尽きなくなったので、ロビーカーで話をすることになりました。
ロビーカーでさらにとっても濃い鉄道の旅話で盛り上がりました。楽しすぎました。
男性の方は、埼玉からでバスの運転手さん。有休で、秘境駅などを巡って帰る途中なんだとか。
ご夫婦は奥様が鉄道で旅するのが好きで、旦那はただついて廻っているだけとか。鉄子さん。普通は逆ですけどね(^^
奥様は、カシオペアやサンライズ、ヨーロッパの寝台車などにも乗られた経験がお有りなんだとか。
自分も様々な寝台車に乗った経験を話したり、お母様も話に参加されていました。
皆さんが一応に頷いていたのが、こういう寝台列車などでノンビリと旅が出来る幸せをなくさないで欲しいという事でした。
22:40頃いよいよ青函トンネルに入り、トンネルの中の音が変わったので実感できるようになりました。
最深部22:57頃。緑と青の蛍光灯で知らせてくれました。23:17頃、トンネルを出ました。
さすがに旅疲れが出てきた皆さん。トンネル出たら、解散になりました。
23:38蟹田に運転停車。そして、0:04青森駅に到着し機関車も運転士・車掌さんがJR北海道→東日本へ。
ED79→EF510に切り替え。・・・さすがに睡魔が襲ってきたみたいです。
第6日目 6/20(金)
天気:曇りのち晴れ
0:11下りの北斗星号とすれ違い。その辺りから、寝てしまい・・・気が付いたら2:30過ぎ。2:37盛岡駅を出た後でした。
線路工事をしている作業員の方がいらしゃって、運転手さんピーピーと汽笛を鳴らしていました。
なぜそこに辿り着いたかわからないけど、最後の寝台列車の車内徘徊。
前日の夕方に見られた先頭車はDD51重連→EF510に変わっても迫力は変わりませんでした。
雨粒を窓に叩き付けられながら走行。半端ない状態に。3時前には再び自分の席に戻り就寝。
次に起きたのは5:58福島駅に到着。福島出て郡山到着前に車掌さんからアナウンスがありました。
宇都宮駅で途中、烏山線のキハ40とすれ違いました。8時過ぎに再びロビーカーで昨日の同志が集まり
楽しい会話三昧。だけど、バスの運転手さんはお見えにならなかったですね。8:33小山駅通過。8:42古河通過。
8:45以前、嵐君と撮影に来たポイント(R4大山北交差点付近)を通過しました。8:47利根川通過。
8:50、撮影ポイントで有名な「ワシクリ」の交差点を通過しました。撮影している方いらっしゃいました。
9:10大宮駅を出発したら、皆さん荷物の片付けをしましょうと言うことで、また解散。
9:38定刻に上野駅に到着しました。もちろん、撮影会を開催。お母様とのツーショットを撮ってもらいました。
お返しにご夫婦を撮影。皆さんと一緒に撮影してもらいたかったですね。
EF510が上野を離れるのを見届けて、皆様と握手させて頂いてから別れました。
別れた言葉が「また何処かで会えるでしょうから、その時を楽しみにしましょう!!」
お母様を関西へ帰る為に、東京駅まで行きお見送りすることに。
E231系山手線で東京駅まで行き、お茶したかったんだけど喫茶店を見つけること出来ず。
お母様はひかり号で帰るというので、改札口で握手させて頂いて別れました。
新幹線改札口で手を振り、姿が消えるまで振っていました。少し涙ぐんだのは言うまでもありません。
自分はE233系京浜東北線で秋葉原まで戻り、下車。重たい荷物たちをロッカーに預けて、
少しアキバの街を歩いてみたけど、さほど欲しい物もなく早めに帰宅することにしました。
TX快速13:30発守谷着14:02。守谷からTX普通で14:06発みどりの到着14:15。
みどりの駅からマイカーで14:30アヴァンセに到着しました。さすがに旅疲れしたので、カーテン引いて昼寝をしました。
夕方にはすっかり晴れ渡って夕日がとても綺麗に見えました。北海道で見たかった・・・(^^;;
いや~、“今回の旅は天候に恵まれませんでしたけど、人にはとっても恵まれた良い旅”でした。
歩数計の結果は66,977歩、50.9Km、1,747Kcalでした。す、すごい歩数でした(^^;;
まあ、当然と言えば当然の結果ですよね。お疲れ様でしたー。
<今回の“たびてつNo.22”の鉄路移動距離:料金>
※(JR北・・・JR北海道、JR東・・・JR東日本、JR海・・・JR東海、JR西・・・JR西日本、TX・・・つくばエクスプレス。
無印・・・運賃、新特・・・新幹線特急料金、寝・・・B寝台券、特・・・特急指定席料金、u・・・Uシート指定料金)の略です。
たびてつNo.22の鉄路移動距離+フリー切符を利用しない場合の料金と実際利用した今回の旅の比較表 | ||||
(北海道フリーパス¥26,230) | 実 際 | |||
1日目 54.6Km | ||||
TX | みどりの-秋葉原 | 50.6Km | ¥1,000 | ¥1,000 |
JR東・山手線 | 秋葉原-東京 | 2.0Km | ¥140 | ¥140 |
JR東・京浜東北線 | 東京-秋葉原 | 2.0Km | ¥140 | ¥140 |
2-3日目 2402.6Km | ||||
JR東・京浜東北線 | 秋葉原-東京 | 2.0Km | ¥140 | ¥8,750+ 新特¥5,500 |
JR海・東海道新幹線 | 東京-新大阪 | 552.6Km | ¥8,750+新特¥5,500 | |
JR西・東海道本線 | 新大阪-大阪 | 3.8Km | ¥160 | フリーエリアまで 乗車券¥12,960 --- 特¥1,620+ 寝¥6,480 |
JR西・東海道本線/湖西線/北陸本線-JR東・信越本線/羽越本線/奥羽本線/津軽線-JR北・津軽海峡線/江差線/函館本線/室蘭本線/千歳線 | 大阪-札幌 (トワイライトEXP) |
1495.7Km | ¥16,630+特¥3,240+寝¥6,480 | |
JR北・千歳線/石勝線/根室本線 | 札幌-釧路 | 348.5Km | ¥6,260+特¥3,110 | フリーキップ適用 |
4日目 382.3Km | ||||
JR北・根室本線/石勝線/千歳線 | 釧路-札幌 | 348.5Km | ¥6,260+特¥3,110 | フリーキップ適用 |
JR北・函館本線 | 札幌-小樽 | 33.8Km | ¥640+u¥310 | |
5-6日目 1397.9Km | ||||
JR北・函館本線/千歳線 | 小樽-新千歳空港 | 80.4Km | ¥1,780+u¥310 | フリーキップ適用 |
JR北・千歳線 | 新千歳空港-札幌 | 46.6Km | ¥1,070+u¥310 | |
JR北・千歳線/室蘭本線/函館本線/江差線/津軽海峡線-JR東・津軽線-青い森-いわて-JR東・東北本線 | 札幌-上野 (北斗星) |
1214.7Km | ¥18,440+特¥3,060+寝¥6,480 | フリーエリアから 乗車券¥14,440 --- 特¥3,060+ 寝¥6,480 |
JR東・山手線 | 上野-東京 | 3.6Km | ¥160 | |
JR東・京浜東北線 | 東京-秋葉原 | 2.0Km | ¥140 | |
TX | 秋葉原-みどりの | 50.6Km | ¥1,000 | ¥1,000 |
合 計 | 4237.4Km | ¥94,620 | ¥61,570 |
給油回数 | 車種・排気量 | 走行距離 | 給油量 | 燃費 | ガソリン代 | レンタカー代 |
1回のみ | ホンダFIT 1300cc |
407.5Km | 12.97㍑ | 31.42km/㍑ | ¥2,024 | ¥7,080 + ¥2,024 = ¥9,104 |
計 | 412.5Km | 12.97㍑ | 31.42km/㍑ | ¥2,024 |
<管理人「つきみの」から>
もし、よかったら感想をお寄せください。掲示板かメールを 頂けたらとっても嬉しいです。 ※参考までに・・・※ 撮影に用いたミラーレス一眼レフデジタルカメラは、 「OLYMPUS:E-M1」、 「OLYMPUS:E-M5」です。 共に1600万画素以上/2014年6月レンタル。 レンズは「OLYMPUS社」・M.ズイコー12mm、75mm ・M.ズイコー12-50mm、75-300mmの4レンズ。 また、撮影に用いたコンパクトカメラ用は 「CASIO:EX-ZR300WH」です。 1610万画素/12.5倍ズーム 2013年1月所持。 |