たびてつNo.10記念SP “北海道・超満喫旅てつ!そして事件が・・・”



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たびてつNo.9

“たびてつ”

たびてつNo.11

<あらすじ>今年2度目のたびてつになりましたが、たびてつ企画がついに10回目を迎えました。
自らそれを記念して、今回目指した地域は未だに未開の地:北海道を選び満喫してきました。

2006年6/11−6/14、北海道大旅行〜♪(^^
前回旅から4ヶ月あまり。今年も鉄道の趣味を謳歌できて嬉しい限りでして、さて今回が何処に行こうかな・・・と
今、店に来ているYフーの方が北海道出身。更に前まで来られていた方も北海道と縁がある方。色々と話を聞かせて頂き、
では次回こそは・・・と思い立ったのが梅雨のない「北海道」の旅であります。

自分自身、「北海道」は未踏の地ではないんです。4年前のたびてつNo.2で初到達していますが、木古内駅で20分くらい
滞在したくらいであっという間に本州(内地)に戻っているんです(^^;今回はそれ以上(当たり前ですがw)北を目指す旅に
しました。そう!目指す先は日本のてっぺん「稚内」、そして「宗谷岬」です。

今回利用させていただいた切符は“ぐるり北海道フリーキップ”。往復北斗星のソロを利用でき北海道内の特急(道内寝台車は除く)に
乗り放題は勿論の事、指定席まで利用できて5日間東京都区内から35,700円で非常にお徳なキップでした。
そして、「稚内→旭川」まで駅レンタカーを利用させていただきました。料金1割引。

今回、とても残念だったのが北斗星3号で寝台ソロが取れなかったこと、なぜかMAXやまびこ131号の2階指定席が
取れなかったこと(2階からの方が景色良い方がいいでしょ?だからw)。まあ、結果はオーライなんですけどハテナ状態でした。
なぜ、MAXやまびこの名前があるのかは、下記を見てください。さらに今回から“たびてつ・メモ帳”を利用し、事細かく載せます。
<今回の旅から実際の移動・走行距離は勿論のこと、普通にキップを購入していたらどれくらいの料金になるのかも
載せておきますので、もしこのサイトを元に『旅てつ』をお考えなさる方がいらっしゃれば参考にして頂けると嬉しい限りです。>
では、前置きはこれぐらいにして・・・。


第1日目 6/11(日)
天気:雨のち曇り

起床は6:45。夢の中で、JR九州・小倉駅の様な駅で何かの電車のホームに向かっていて、
なぜか女性と子供の連れと一緒に歩いていたら、通路で俳優の児玉清さんが「ようっ!」と声を掛けてきて
アタックチャンスの手の仕草の後、通りにあったカップ式の自動販売機で児玉さんがコーヒーを購入。
その直後なぜかコップにコーヒーじゃなくて10円玉が落ちて注ぎ始まったが、そこには5円玉の姿も。
その後、なぜかかまどんまみたいな虫が入る。さすがに児玉さんに話をしようとしたら、虫が這い出そうとしたら
黒くなって死んでしまって、コップはそのコーヒーの販売機の横に置いて「だからお金が出てきたんだ」などと
話していた。児玉さんは別の販売機でコーヒーを購入。そうしたら、今度はゴキブリみたいな黒い虫を
親子連れが「ゴキブリ〜ゴキブリ〜」などと言いながら、親が、なぜか殺虫スプレー缶でシューシューと白い煙を
吹き付けながらやっつけていた。親が子供に「触っちゃダメだよ」って言っていた。
そのあと、ホームからさらに上に上がるエスカレーター・・・の所で起きた。一体どんな夢なんだ、こりゃ(w

会社18:15退社。余裕を持って、会社を出られた。この退社時間によって、この先の行程が変わっていくので
ハラハラドキドキです。帰宅までの道すじは、スムーズ。18:45帰宅。雨が時折強く降ったりする1日でした。
お風呂や夕飯は電車の中で済ます話をしていたので、TXの時間までのんびり出来ました。19:00駅に向かう。
前回と同じく、TXの万博記念公園駅まで送ってもらい、駅のホームへ。19:19発/区快・秋葉原行きに乗車。

そう!もうこの時間では、北斗星3号は北に向けて19:03分に上野駅から出発しているのです!!
だから、新幹線で追いつく・・・トラベルミステリー♪(西村○太郎もどきw)

余裕な感じで、秋葉原駅に無事到着。それから、地上階に出てからJR秋葉原駅中央口へ。
209系京浜東北線に乗車。20:15くらいに東京駅到着。久々の東北新幹線さらに山形新幹線。
たびてつNO.2以来!4年ぶりに乗車。ここ最近のたびてつは南・西方面が多くて、くるまたびで北方面だったから。
定刻通り20:30、2階建てのMAXは辞め、つばさ131号で福島まで。そして、駅弁「あなごめし」を購入。
240Km/hは半端なく早い。つばさに乗車するのも数年ぶりで久々。22:14福島着。

福島駅のホームで待っているのは自分だけ(!)で、シトシト雨降る福島駅で少し寒かった。
赤いEF81が入線してきた、パチリ撮影したけどブレまくり。だけど、フラッシュは炊いてません。
運転手さんが運転に支障をきたすからです。22:29に乗車する時、たまたま5号車に車掌さんがいらして
「何号車ですか?どうぞ〜こちらから。もう個室は全然空いてません」って言ってくれてとっても良いお方でした。
福島発車。すぐに車内検札を席でしてくれて、シャワー券とかシャワーセットとかは食堂車(!)で購入できる
話をしてくれました。今なら間に合うかもということで・・・すぐに食堂車に向かいました。いや〜、食堂車なんて
小学6年生の時に乗車した新幹線100系の食堂車以来です・・・。コーラが高かった記憶が。。。
実際、行ってみたら食堂車にはスタッフの方々だけでした。シャワー券は今日の分は終わりで、
次の朝ならということで、朝シャン6時予約のシャワー券とシャワーセットを購入。ひとまず・・・。

B寝台の席に戻り、出来る限り起きていました・・・時刻表には載っていない運転停車の駅時刻は
24:40一関、25:47盛岡・・・。その後、車内徘徊を開始して撮影パシャパシャ・・・。
26:00過ぎに(−−)zZZ寝てしまったようです・・・。


第2日目 6/12(月)
天気:曇りのち晴れ

起床3:40頃。窓の外を見ればもう明るくなっている。さすが、6月&北東地域ですね。
ぼけ〜って外を見ていました。青森駅付近で5-6分停車。あれっ?てっきり、青森駅に停車するかと思いきや、
運転所で、電気機関車交換だったんですね。EF-81→EF-79に。知らなかったぁ〜。
5:10青函トンネル入ると、さすがに轟音がすごかった。5:18竜飛海底駅、5:25頃青と緑のランプで
海の真下と判断しました。5:32吉岡海底駅を通過。「いよいよ、北海道〜に入ったどう〜」な感じが。
6:05頃今までの最北端到達地木古内駅を通過しました。。。その後、シャワーを浴びに行きました。
髭剃りと髪を洗い、さっぱりに。6:32函館駅到着。函館の朝はひんやりしてました。機関車の付け替えと
いうことでホームに降り立ち、EF79→DD51重連でした。ここから進行方向が逆に・・・。
函館駅から出発していたら、「おはようございます」と相席のサラリーマンの方と、2階の「今、何時?」と
サラリーマンを辞めて3ヶ月札幌でホームステイされるドイツ人の方にお会いしました。日本語も上手で
とても優しそうなお方でした。すごく重たいそして多い荷物を持ちながら・・・。そして、持っていらっしゃる
カメラはEOS3Dでした。(madeinJapan)の文字が。色々と話をしました・・・。

8:15念願の食堂車で洋朝食を。おいしかった。。。やはり、朝のグレープフレーツジュースはうまい。
・・・携帯電話の充電が無くなりかけていて、ロビーカーの電話機の下のコンセントから電気を頂いていました。
すみませんm(__)mロビーカーではすっかり寝てしまっているドイツ人の方がいましたけど。。。

11:15やっと到着しました終着駅:札幌。せっかくお知り合いになったドイツの方と「ではまた(^^)/」と挨拶して
別れて、いよいよ最北端を目指す稚内行きのホームに移動する。おっ!北海道を代表する711系。
釧路などに向かうスーパーおおぞらなど見かけました。おおおっ!!そして、DD51北斗星色に牽かれる
「マヤ34(高速軌道試験車で、走行しながら軌道の狂いなどを測定する車輌)」を発見。貴重だ!!

12:20発キハ183系「特急サロベツ」。1日1往復のこの車輌。昼食駅弁は「かに三種味くらべ弁当」。
北海道のカニ(たらば・ずわい・毛カニ)を使い、一度に味わうことが出来るお弁当でした。
(本当は特急スーパー宗谷に乗って、少しでも早く行きたいんだけど・・・w)のんびりと・・・。
旭川駅は高架化工事中。そして、レンタカーを返す駅。そして、旭山動物園が有名な駅。
その駅では、乗車する方が一番多くなりました。車内アナウンスで「シカなどの出現により、やむを得ず
急ブレーキを掛ける場合があります」とコメント。いよいよここから、単線+非電化区間の始まり。
天気も良くって、晴れ晴れしてきました。そして、気温も20℃以上と暑くなってきました。
広々と広がる草原と時折見える道路の真っ直ぐさ。そして、山々の美しさ。
美しい自然がいっぱいの北海道・・・おおっ!!牛もいるし・・・って、おい!!さすがに
4時間以上も同じような風景には飽きてきました。普通、車窓は飽きないんだけど、さすがに懲りましたね。
札幌から稚内まで5時間24分。おしりも痛くなってきたし、限界でした〜(>_<)/。
17:40ようやく南稚内。日本の一番北の【南駅】。そして、その時は来ました。17:44稚内到着。
2番線には、「スーパー宗谷」が止まっていて発車していきました・・・。

線路の終端:最北端。ついに来てしまいました。「線路は続くよ、どこまでも〜」はここで終わり。
記念入場券を購入したり、普通の入場券を購入(そうしたら、今時は珍しい裏が白地!w)。

そして、JR駅レンタカー窓口で予約をしていた「New・Vits」を借りる。18:18稚内駅から出発。
最初に目指したのは「宗谷岬」。噂に聞いていた通り、道幅広いし、車通りは少ない。
最初は、のんびり50km制限の処を80Kmで。そのうち、100Kmも当たり前に。怖い怖い。
18:45ついに念願の夕日と「宗谷岬」の日本最北端の地の碑に。そして、我が郷土の星:間宮林蔵の像。
さすがに気温が低くて、寒かった〜。13℃と表示されていて寒いわけだ・・・。上着を出して碑まで。
「北緯45度31分14秒」ついに!到達〜(>_<)/最北端到達証明証(\100)も一緒に購入しました。
購入したところのお店のお姉さんは日本一北のかわいいお姉様でした(^^;ちょっと嬉しかった。
それにしても、天気予報では曇りと言っていたのに、実際は晴れていたから夕日がとても綺麗で嬉しかった。
『宗谷の岬』という曲もありましたね・・・。幸せ求め 最果(さいは)ての地に それぞれ人は
 明日(あした)を祈る 波もピリカの 子守のように想い出残る 宗谷の岬
流氷とけて 春風吹いてハマナス揺れる 宗谷の岬

そこから急いで、今来た道を戻ります。18:58閉店間際の出光・安田石油さんで給油。貝殻の鈴をくれました。
わずか8L入れただけですが・・・。話をさせていただいたら、とても人が良く心が広い方ばかり。
19:20再び稚内駅に。そして、19:30ノシャップ岬に。19:30も過ぎているのにまだ明るい・・・。
ここからが。。。地獄の移動距離を走行しました。一般道:オロロン街道なる道道で。
約200Kmの行程を約2時間あまりで留萌駅までたどり着いたので、計算上時速100Km/hでしたね。
しかも、海沿いを走行したから、ライトに向かってくる虫を殺しまくり、ダンプカーとかを追い越しまくりながら
21:30留萌駅に無事に到着。ダンプの2台抜きなんかしちゃった事もあったから、煽られて怖かった〜(^〜^;)/

車の中ではずぅ〜とW杯「日本vsオーストラリア戦」をなぜか「関東地方のニュースや交通情報が入る」、
ラジオ日本放送1422Khzで聞いていました。なぜ聞けたんだろうか!?謎です。

そして、そこからまたも100Kmほど芦別街道を走行し、ようやく本日の宿泊地:芦別温泉「スターライト芦別」に着いた。
到着した時間はチェックイン限界時間ギリギリの22:45でした。だけど、周辺真っ暗でカーナビがなかったら完全に
迷っていたことだと思います。街灯もなければ山々の中でしたから。

走行距離は334Km(!!)う〜む、日本は1−3で負けてしまいました(−−;
考えてみれば、夕飯は何処にも寄らず食べていないので、温泉に入った後に食べることに。
温泉はとても気持ちよかった〜。さらに露天風呂に入っていたら、心地よい風でいい気持ちに。さすがに今日だけは
自分を褒めてやりたいと思いました。総移動距離は恐らく半端じゃないはずだから・・・。さて、夕飯だけど・・・、
この近辺ではコンビニはおろか自動販売機すら見あたらないので、仕方なくホテル内の自動販売機で。
カップヌードルみそを食す。そして、サッポロ生黒ラベル缶ビールを飲みました。一緒に購入した「ガラナサイダー」。
まさか!この「ガラナサイダー」が相当長持ちするとは思わなかったけど・・・。
25:00さすがに眠たくなり・・・次の日に備えて眠ることに。。。


第3日目 6/13(火)
天気:晴れ

起床4:08窓の外は既に明るかったが・・・→2度寝をして6:58起床。朝食は、バイキングを頼んでいたので、
色々な山の幸(!)を頂きました。だって、北海道の中でもど真ん中辺りに位置しているから海の幸がない・・・。
しいて言うなら、なんちゃって「ししゃも」が出ていましたけど・・・。北海道でも出てくるのね・・・。。。
まあ、先日に引き続き「グレープフルーツジュース」&さすがに「ミルク」はおいしかったです(^^)/

8:45チェックアウト&出発!!カーナビが示す様に一路美瑛駅を目指す。窓全開で心地よい風が〜(^0^)/
朝からガラナのペットボトルを口にゴクゴクと飲み始めていましたが・・・。
とある山林に入った瞬間に砂利道に。まあ、カーナビが示す通り、急な坂を下り車の後ろから砂埃がすごいことに。
グランツーリスモのダートコースみたいにバックミラーから砂煙が・・・そして、ホテルから出て30分後やっとアスファルトになったと
思いきや・・・ありえない看板が!!<<この先、通行止め>>おぉい〜!!(−−;;廻りは山林だらけで人気もないので
ひとまず来た道をUターンしました。そして、カーナビをなんとか迂回ルートを表示させて、違う道に入れる様になったのが、
そこから20分後。約50分くらい損した感じが・・・仕方なく、走っていると道の駅「スタープラザ芦別」の横の観音像+寺院を発見。
すごい立派な建物の「北の京」でした。その後、9:25根室本線芦別駅到着。駅前にも五重塔があるのがすごい。

そこからはずぅ〜とR38号線を南下。そして、いよいよ富良野入り。時間的に費やした感もあるので美瑛駅は諦め、
この時期だけの臨時駅「ラベンダー畑駅」に行ってみたいということで、中富良野・上富良野辺りをうろいろしていたら、
一時停止の交差点を通り過ぎてしまって、道県警のパトカーに止められてしまった。最初わからず、ここは駐車違反の道なのかなと
一瞬思ったんだけど、違うとのこと。免許持って、後ろのパトカーに。青キップ切られてしまった。しかも、警察官に
「まだ、ラベンダーは咲いてないよ。7月中頃まで無理じゃないのかな・・・」なんて言われてしまった。なんだって〜!
(しかも、その青キップをパトカー内に忘れてしまったらしいです、ビッツに乗り換えたときあれ?って思ったから。w)
しくしく(>_<;そこから試行錯誤しながら、富良野線を行ったり来たりしていたらようやく10:30見つけた。あと30分くらい
いたら「富良野・美瑛ノロッコ1号」が来るんだけど、時間も時間だったので・・・後ろ髪引かれながら出発。
10:40先ほど一時停止違反をした交差点で、また違う札幌ナンバーの車を捕まえていた。やれやれ・・・(−−;

11:00富良野駅前寸前で「北の国から資料館」へ。今までのTV撮影されてきたカメラとかいきさつなどが掲げられていました。
11:25富良野駅到着。「フラノラベンダーエクスプレス」号の姿も。記念切符などを購入。まさに北海道の「へそ」(^^;
そこから急遽『北の国からワールド』を巡ることに・・・。まずは麓郷の方面に車を走らせました、最初は五郎の石の家
まさに。。。倉本聰さんワールド全開。すごく癒されました〜広い平原と羊に。思わず出口から入ってしまって失礼しました。
その後、ドラマでは2番目の家で燃やされた事になっている「丸太小屋」そして、その後の3番目の家。山々の中で
佇んでいました。そして最後は「拾って来た家−やがて町」のところで様々なリサイクルな家を見てきました。
さらに、TVドラマ『優しい時間』の珈琲「森の時計」喫茶店にも寄りたかったが、時間的に諦めました。。。

富良野の雄大な大地を見つつ、山を登り13:30南ふらの道の駅に。そこの出店のおそば屋さんに寄りました。
昼食は「ぶっかけそば」冷たいそばとかが食べたかったから。待つこと約8分。地元のそば粉を利用しているとのことで
食べました。あっという間でした。まあ、お水は言うまでもなくうまい。

そこから数分で13:40幾寅駅に到着。そう!言うまでもなくここは映画『鉄道員(ぽっぽや)』で一躍有名になった駅:幌舞駅。
名俳優「高倉健さん」主演の映画でしたけど、正直見てません(;-;)しかも、ここの駅周辺には映画のセットがそのまま。
駅舎の中には色々な芸能人のサインも置いてありました。。。。一度は映画を見なくては。。。思い出ノートにコメントしておきました。
13:57幾寅郵便局。そう!富良野で捕まったときにもらった国庫金の納付書は持っていたから、お金を下ろすと同時に、
納金してきました。(\7,000-)トホホ。はぁ〜。

帯広市付近で、ビッツくんさすがにお腹が空いたと思いガソリン・給油。40リットル程度でしたが、5000円近く。ひょえ〜。
コスモ石油のコスモカード持っておいて良かった。14:27。

また更に南下・・・、途中から高速道路「帯広・広尾自動車道」は「帯広−幸福」無料の看板を見つけて、帯広駅には向かわず、
北海道初の高速を走ることに。そして、幸福インター下車。向かうところは・・・旧幸福駅。って思ったんだけど、
自動車道からはそれらしい看板が見あたらず、彷徨う。困ったあげく大きい目印15:30に「とかち帯広空港」へ。
そこで観光マップをゲット。でも、そのマップ古くて幸福インターが表示されていない。わからへんがな〜(0_0)/
カーナビにも「旧幸福駅」やら「幸福駅」で検索しても見あたらず。なんせ、【交流公園】と表記されていから!

なんとか、走ってきた高速道路の下をくぐり、15:50やっとの思いでたどり着いた。『旧:幸福駅』これを見るために
ネットでも見てたし、写真も見てたし・・・う〜む、ある意味感動すら覚えました。もちろん、そこではパチパチと
写真撮影は勿論のこと、記念切符やらグッズを購入、さらにさらに行ったことがある人から聞いていた
駅長さんの服を借りて、記念撮影が出来るということを、暑い中、冬服で恥ずかしながらもしてきました。
売店のおとうさんありがとうございましたm(__)m 初めて、一眼で自分を撮ってもらいました。。。

ついにここからは北上することに。そう!もう一つ寄らないといけないところが!「旧:愛国駅」。ガイドマップを見つつ、
16:00『旧愛国駅』に到着。そこでも同じくキップとキーホルダーを購入。売店のおばさんが駆けつけてくれましたw
レンタカーを返す約束の時間があと2時間。旭川駅まで280Kmとカーナビ。無理ですよね〜。駅レンタカーには
遅れる連絡をしました。「PM8時まで営業してますので、それまでには返していただければいいです。」と(^−^;

高速道路の帯広川西ICから道東自動車道に乗り入れ・・・山々の方を見ると、時折稲妻が。空も暗くなってきたし。
もちろん、少しでも時間短縮のため高速道路を最高155Km/hで飛ばしたときもありますが、他の車はゼロ台。
高速を十勝清水ICで降りると、R38は雨がザーザー降りになってきた・・・車にいっぱい付いていた大量の虫の死骸達が
雨のおかげで相当落ちたようだ。狩勝峠をまた登り、降りてきたときには雨は止んでいて、夕日すら見える状況に。

カーナビで旭川駅まであと28Km表記で寄ったところが19:00美瑛駅。日は陰っていたもののまだ明るかったです。
車から降りて少し歩いて、駅舎の中へ。カメラを置いてきてしまったので、線路+駅看板の撮影できずじまい。
・・・で、ここのゴミ箱にガラナのペットボトルを捨てたんです。朝から超長持ちしました。。。

美瑛駅から少し走ったところでガソリン給油。19:39ようやく旭川駅に到着。797.8Km走行!!!
駅レンタカーの場所に車を止めたら係の方が見えて、「お疲れ様でした〜、稚内から大変だったでしょ?」って
言われたけど、そうですね・・・なんて受け答えしていました。追徴料金を払おうと事務所に向かっていたら、
「ああっ、結構ですよ。」の一言。「えっ、いいんですか?いいんですか?じゃあ、お言葉に甘えて・・・」と
深々と頭を下げたことは言うまでもありません。感謝しています。本当に心が広い方ばかりで嬉しかった。

20:00旭川駅から『スーパーホワイトアロー』号に。本来ならキップの購入時は、旭川で一泊予定でしたから予定外。
無料の指定席を取りにみどりの窓口に行ったら、数分前で売り切れましたとのこと。結局、Uシートは体験できず。
自由席で座っていると、自分の前の席の女性の方がとても美人の方(^^;まあ、ラッキーではありました。
まあ、しかし本当に暗闇の中を疾走しますよね、これだけ真っ暗の夜景もすごかったけど。。。
21:20ようやく札幌駅に到着。わずか1時間少しの事だけど、車と特急じゃえらい違うということを認識しました。

22時までのチェックインの時間を守るため、足早に予約したホテル・・・ではなく『JRタワー展望室』地上160m北海道一の高さへ。
<38F>タワースリーエイトの男子トイレには窓に沿って小便器が並んでおり、札幌市内を一望しながら用が足せるスペースがある!
・・・のですが、さすがに撮影だけで、しませんでしたw夜景はとてもきれいでいいのですが・・・。札幌TV塔も見えてたし。
展望室で、もう少しのんびりと撮影しておきたかったのですが、カップルだらけ+時間もないということで足早に退散いたしました。

札幌の駅を出て、広々とある碁盤の目を進み「北一東一」を進み、22:00ギリギリに『札幌グランドホテル』にチェックインできました。
カバンを持ってくれたボーイさんの格好がとても可愛くて、話をしたらなんでもまだ冬服みたいで6/15から夏服になるので
それまでは暑さも我慢しているとのこと。宿泊室は「781」。特急すずらんとかで利用されている電車特急781系と同じ数字とは(w

少し部屋でのんびりした後、夜の時計台+遅い晩飯を食べるために出掛ける。
時計台も最初迷った。同じような建物ばかりで、同じようなところをぐるぐる廻っていたら、とある白い標識が・・・
どうしたら時計台に行けるのかな・・・なんて上を見上げてみれば・・・そこは時計台でした!!(22:30)
携帯電話で撮影しようものなら、モノクロ調になってしまうし困ってしまった。一眼だと、ぶれてしまうし・・・う〜む。
まあ、朝にもう一回来るからいいかと思い、その場を後にして、お待ちかねの晩ご飯に。
途中で見つけた「ラーメン屋さん」に向かう。「札幌ラーメン桑名・時計台前店」というお店でした。
一人でラーメン屋に入ることはあるけど、初めてビールを頼んでしまった。サッポロ・黒ラベルの瓶ビールでした。
いや〜、1杯のビールのおいしいこと!!そして、あまり待たずにも出てきた「みそラーメン」の濃厚なスープと麺。
いや〜、堪能してしまいました。あはは(^0^)/←ちょっと、酔っぱらってしまいました。自分が店を出たら、看板だったらしく
すぐさま店の照明が落とされていましたので、またしてもラッキー体験を味わってしまいました。

その後、23:03近くのコンビニサンクスで朝飯を購入し、23:05ホテルに到着しました。
すぐシャワー+お風呂を浴びて、ワールドカップのTVを見つつ、最後の北海道の夜になり眠りに付きました。


第4日目 6/14(水)
天気:晴れのち曇り夕方雨

4:52起床。いつもの如く、二度寝で7:30起床。のんびり静かな朝でした。朝はおにぎりをパクパク・・・。
8:15チェックアウト。その後、ホテルに併設されている「スターバックス」にて札幌タンブラー+本日の珈琲ホットで。
しかも時間も時間だったので、テイクアウトしてその足で『時計台』まで。8:30の開館に合わせて、入場。
意外(!)にも、とても歴史を感じる建物だったんですね。知らなかった(おぃ!w)事務員の方から「おはようございます」の
挨拶。二階に上がり、まるで教会のような作りの演武場に驚き、丁度9:00の時報の鐘。すごい“時”というものを感じました。

裏口から出て鳥のさえずりが聞こえる大通公園へ、そしてテレビ塔。もちろん、エレベーターで上ってきました。
テレビ塔のエレベーターの中で、コンパニオンのお姉さんのご案内を聞きながら上昇・下降。しかも、1名のみだったから
恐縮でした。そう!お姉さんと一対一・・・。(ムフフ)札幌のテレビ塔は昭和・・・、また札幌に観光の際には・・・などなど。
そこから、9:42北海道庁旧本庁舎。煉瓦作りで今でも綺麗な建物でした。時間があれば中まで行きたかったけど、
時間的な都合で寄って撮影で終わりにして、9:53札幌駅到着。

札幌駅では、土産を買いまくり。だって、他の所で購入していくと荷物になると思い大きいのはここで購入、送付しました。
あれも、それも、これも・・・お土産ばかり・・・はあ〜、これで北海道ツアーも終わりか〜ここからは帰路だから。

10:37発スーパー北斗10号に乗車。そう!北海道最速超特急+振り子車に乗りました。281系。
ほほう〜やはりこの列車にして正解!早い、曲がる、快適。一つ前の北斗にしていたら183系だったかも。国鉄時代からの
列車で、ラベンダー色に塗られている列車で振り子非搭載だから遅い・・・でも味わってみたかったけど(−−;
函館に寄ることにしていたら、間違いなく利用したことだろう。その分、札幌の滞在時間を1時間以上多くしたのだから。
10:54北斗星3号とすれ違う。そう!初日に乗ってきた列車と同じ!!う〜む感慨一入。。。

お腹空いてきたな・・・札幌駅で駅弁は買わず、車内販売を考えていたら「ワゴンサービスメニュー」なる冊子が。
なんでも長万部駅で積み込む「かにめし」は長万部駅に到着する1時間前に予約なら・・・とあるし!!
残念ながら、特製のもりそばは水曜日休みと書いてあり断念、トホホ。早速、通りかかった北海道美人の乗務員さんに
もちろん、予約しました。お茶も購入しました。えへへっ♪(謎)

13:00列車内で予約しておいた長万部駅の駅弁「かなやのかにめし」をちょっとツンツン系で美人な乗務員さんが持ってきてくれた。
早速、まだぬくもりがあるお弁当の蓋を開けて、一呼吸して口に頬張りました。いや〜絶品!!
いや〜なまらうまいっしょ〜。2日目のお弁当でも「かに」でしたけど、うまいっしょ〜。毛カニが中心のようですが。
<<今まで食べてきたカニめし(出雲など)の中でも一番かも!^0^>>オススメの一品です。

お弁当を食べ終えて、函館が近づいてきたら、ふと函館の町を探索したくなってきました。
時刻表をめくり、なんとか時間は作れるが、帰宅時間が2時間遅くなるのとなぜかこの辺りから頭痛が。。。
指定席は取れているしキップを損させるのはもったいない気もするし・・・一旦、下車し考えようかな・・・と思ったが、
13:50函館駅に降り立った瞬間、寒さが。“まずい”・・・直ぐさま、反対側ホームにいる「スーパー白鳥28号」に乗車。

13:54函館駅を電車は出ました。そのまま、帰路へ。この「スーパー白鳥」は、東北新幹線の八戸駅まで延伸された2002年から
函館までの言わば「リレー特急」的な役割。789系。振り子機能非搭載。指定席で、ほぼ満席で席を移る事は出来なかったが、
函館−青森間は海側の席ではなかったので、最後の海が撮影できなかったです・・・しくしく・・・。仕方なく、窓を見ることに。

14:30木古内駅に停車。ここで降りれば、北海道内。それ以降は内地。少し迷っていました・・・降りたら・・・(!)
車内アナウンスで青函トンネルの話が流れ、いよいよ青函トンネルに突入。4年前の旅行の事を思い出していました・・・。
当時は「はつかり(485系3000番台)」だったな〜としみじみ・・・。14:50頃、轟音と共に海底の真下に到達。
最高速度140Km/hで駆け下り、上昇。時折、吉岡海底駅・竜飛岬駅ももちろん見ました。

13:36あっさり青森停車。ここで進行方向が反対に・・・ようやく海側になったけど・・・なんだか味気ない。。。
16:45八戸駅停車。もう少しのんびり出来るかと思ったけど、青い森鉄道の線路が見ながらエスカレーターで上がり。
東北新幹線ホームへ。16:56東京行き「はやて28号」に。E2系1000番台。当たり前だけど、早い。

さすがに、疲れて・・・スヤスヤ・・・気付いた頃は「盛岡」でした。こまち号とドッキングして出発しました。
最高速度275km/hとは、大したものですね・・・。寝台車でノロノロしてきたのとワケが違い、あっという間でした。
20:08雨降る東京駅到着。

そこから山手線で秋葉原駅まで。たまたま乗った車輌がE231-555と表記されていました。ちょっとラッキー(^^)/
20:36秋葉原発つくば行き区快に乗って、21:23万博記念公園駅到着。。。21:30自宅到着しました。


<今回の“たびてつNo.10”の鉄路・レンタカー移動距離:料金>

1日−2日 1674.8Km
つくば−秋葉原  58.3Km(TX)         (¥1,050)
秋葉原−東京  2.0Km     (東京-福島新¥8,700)
東京−盛岡 535.3Km      (上野−札幌¥18,970)
盛岡−八戸 107.9Km(IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道)
八戸−青森 96.0Km       (北斗星B寝台¥6,300)
青森−函館 160.4Km                      
函館−札幌 318.7Km                      
札幌−旭川 136.8Km       (札幌-稚内¥10,170)
旭川−稚内 259.4Km                       

2日−3日 1116.5Km
稚内←(レンタカー)→旭川797.8Km     (¥15,440)
旭川−札幌 318.7Km              (¥4,680)

4日 1298.0Km


札幌−函館 318.7Km              (¥8,590)
函館−青森 160.4Km       (函館−八戸¥7,230)
青森−八戸 96.0Km                        
八戸−東京 662.6Km     (八戸−東京新¥15,350)
東京−秋葉原 2.0Km                       
秋葉原−つくば 58.3Km(TX)          (¥1,050)

Total:4098.3Km
(鉄路:合計3291.5Km)
<(上記料金分¥97,530)−(フリーキップ+レンタカー代¥51,140)=¥46,390お得!>

※東京からタイのバンコクまでの移動距離同等分です。。。
料金に関しては・・・乗り継ぎ割引料金などは省いてあります。だからもう少し安いですが、
やはりフリーキップはお得ですね・・・。皆様にも、オススメします(^^)/

<管理人“つきみの”から>

下の写真は、その時撮影してきた写真です。
欲しい方はどうぞご自由にお持ちください。
(サムネイルになっていますので、写真をクリックすると大きくなります)

画像の著作権は放棄しておりません!

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※参考までに・・・※
撮影に用いた、デジタルカメラは
CANON:EOS KISS Digital N(L-kit)です。
800万画素/2005年9月所持
ですけ
ど、415万画素程度で撮影。