たびてつNo.4 九州の旅U(鹿児島・佐賀編)



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<あらすじ>前回と同じ九州ですが、同じく3連休使い、一路九州しかも最南端へ旅立ちました!!

2003年9月8〜10日までの3連休をまたも利用し、2004年3月開業して名称がなくなる、
「西鹿児島駅」まで行くことを目的に、また母方の祖父に10年ぶりぐらいに会う旅でした。
大変公表するのが遅くなりまして、申し訳なかですたい!(九州弁混じり)

自分自身、「旅」は思い立ったら即計画、即実行を!と思っていますので、
行き先及び目的を見つけるのが、今回はいつもの時より増して早かった!
約4ヶ月ぶりの九州へLet’Go!でありました・・・。

また、今回は周遊キップ(九州ゾーン)を利用しました。
このキップは九州内ならば、JR九州内の路線を乗り降り自由。また、特急自由席もOK。
JRバスも乗り降り自由。とっても役立つキップを利用しました。5日有効15,000円。
恐らく、特急代もあるので、モトは取れたと思います。あと2日あれば廻ってるね。(笑)

その旅を回想しながら、記入していきます。今回ももちろん写真も豊富に撮ってきました。
まずは旅の話を聞いて頂いて、それから写真を見て頂ければと思います。


第1日目 9/8(月)

朝5時半、起床。清々しく晴れていい天気だった。今いる関東地方では、もう秋の始まりで
気温も夏のような暑さではなくなっていた。昼間も25度になる日をそんなになかった。
今回は親が駅まで送り迎えをしてくれたので、車の心配があまりしなくてよかった。
今回の旅の始まりは前回のひたち野うしく駅ではなく、牛久駅からスタート。
午前6:28発「おはようフレッシュひたち号」に乗車。期間限定の臨時列車!!
フレッシュ号なのに、なぜか列車はE653系ではなく、651系のスーパーひたち車両。
実は、自分自身初なんです、「スーパーひたち車両:651系」乗車。
しかも、グリーン車に!!そもそもこの車両、グリーン車以外は全て普通車なので、
立席乗車したくなかったので、グリーン車の特等席に。のびのびと出来ました。

とても優雅の後、上野着。そこから未だ現役の209系京浜東北線に乗車。
まだラッシュ時間ではないので、そんなに車内は混雑してなかった。東京着。

久々に着ました、JR東海・新幹線東京駅ホーム。今回はもうすでに「500系のぞみ号」は
入線しておりました。今回利用したのは5号です。7:53発定刻通りでした。
途中品川新駅(まだ当時、建設中でした)を一瞬で通過して、最初の到着駅新横浜停車。

今回こそ、富士山は・・・・麓まで見えましたが、相変わらず頂上まで見えませんでした。がっくり。
・・・途中、小郡駅舎が見えたときに、もうまもなく名称が変わんだと思いました。
「小郡」から「新山口」へという看板を見て、小さい頃から見てきた、慣れてきた駅名が
変わるのはちょっと僕には寂しいひとときでした。アイスクリームはとてもおいしく頂きましたけど。(^^;

今回、「小倉」駅は通過駅。前回はここで降りましたからね。だけど、車両の半分以上の方々が
降りていきました。それから、終着「博多駅」到着。

「のぞみ」から降りた瞬間、真夏になりました。まだ九州は「夏」でした。蝉も鳴いてました。
汗ダクダクになりました。わずか数分で。博多駅でついに、鹿児島本線、「つばめ」に
出会いました。黒い車体に「つばめ」のトレードマーク。自分は普通車に乗れました。
「787系つばめ13号/西鹿児島行き」ここからまだ3時間49分の車両の旅でした。
クーラーが心気持ちよく、また乗務員のお姉さんの笑顔に癒されました。(^^
やはり、九州の女性は彫りが深く、黒い衣装を纏っているんですが、とてもお似合いですね。

車内はとても落ち着いた感じでいいです。前回に乗った「ソ○ック号」なんて、ミッキーみたいな席で
・・・・(以下略)。九州の車両ならではの、足置きがありました。靴を脱いでのんびり・・・。
途中、鳥栖駅に止まり、次の日はここにいるんだなと思いました。車内で駅弁食べてました。

・・・鳥栖、久留米、大牟田。今まで高校生の時に久大線を乗ったことがあり、停車した駅でもありました。
いよいよここから先が、自身最南端記録を更新していくのでありました・・・。
途中、九州新幹線の橋脚を見ることが出来ました。あと、半年後には・・・。
・・・熊本、八代、佐敷、水俣、出水。まさに、「火の国くまもと」です。そして、教科書でも
出てきた、水俣です。車窓から見える、有明海の素晴らしい姿にうっとりしてました。
・・・阿久根、川内、串木野。鹿児島突入したときには感動しました。途中、単線に
なるんですね。ビックリしました。それと、途中「485系霧島色」にすれ違いました。
・・・伊集院、そして定刻通り、終点「西鹿児島」!!

遠路はるばる一路、あの「桜島」を一目見るためにやって参りました。>心の中で・・。
近づけるところまで近づいてみよう・・・。それがバカでした。駅から、フェリー乗り場まで歩いて
行ったら、10Kmぐらい歩きました。気温35度と表記している電子温度計を見つつ、
さらに、汗ダーダーのなか、行きました。やっとの思いでたどり着いたときはなぜか清々しかった。
目の前に桜島がどどどど〜んと居座っているんです。時折、ゴウゴウ〜と音たててました。
これは、すごかった。下記の写真の通りです。感動しました。

そのあと、川内駅まで戻らないと行けないので、フェリー乗り場から丁度バスが来たから
乗車したら、なんと行き先は「鹿児島駅」!!おいおい!!!川内に行く、特急に乗るのが
遅れたら、大変!!この時ばかりは肝を冷やしました。鹿児島市街はとっても込んでるし、
このままバスにいたら、とんでもないことになると思い、途中下車。
西鹿児島駅方面に走っていたら、たまたまタクシー乗り場があって、すぐ乗車。
運転手さんに「西鹿児島駅に!」と言って、10分もしないうちに到着。
ホームまでダッシュして、すぐ乗車。空いている席があって良かった。2分もしないうちに、
発車しました。自分だけ、ハーハー息上げてた。まさに、危機一髪!!
夕闇に染まろうとしている、西鹿児島駅を後に、川内駅まで戻ります。

川内駅、午後7時着。予約していた、旅館は朝食だけ頼んでたので、駅周辺の
小料理屋にはいる。お刺身定食があったので食べる。とってもおいしかった。
ごはんおかわりしちゃった!そのあと、旅館までタクシーで行くことに。
結構距離あるらしく、とても真っ暗闇の山道を進んでようやくたどり着きました。
市比野温泉郷。そこのおかみさんはなんでも「牛久」の近くの佐貫・藤代の地名を
知っていた。常磐線も知っていて、結構話をした。
・・・旅館は「トクー」というサイトで登録していたので、とてもリーズナブルな料金で
泊まることが出来た。サイトはこちらのまで。めちゃ安かったです。
温泉はとても透明色があり(99%)、つるつるな肌になりました。気持ちよかった。
1日目はここで終了である・・・。

第2日目 9/9(火)

朝6時起床。目覚めはよい。朝風呂にも行ってきた。今日もとても暑くなるそうだ。
本来のルートならば、10時前にチェックアウトするつもりだったんだが、
前日の桜島事件(自分の中でそう呼ぶ)で、いつも駅で入場券とか購入するのに
購入していなかったため、急遽予定変更し、朝早めに旅館を出て、西鹿児島駅に
再び向かい、そして、「つばめ」で北上する計画にした。チェックアウトを済ませ、
7:30にタクシーが来させるようにしておいたので、ロビーで待っていた。

ちょっと過ぎたが、大丈夫であろう・・・・・と思ったら、またもドキドキすることに。
タクシーの前のダンプやら軽自動車やらが朝の込む時間帯になり、遅い。
信号にもよくひっかかるし、のんびり車両で余裕も見ていた時間も過ぎる過ぎる。
川内の駅に到着したときは8:17で、列車までまたもダッシュ!!
改札口から2階にあがり、反対車線までまたもダッシュ!!!
8:19川内発西鹿児島行き普通列車423系(だったかな?)乗った瞬間に
ドア閉まる。もう、めちゃくちゃ焦った。車内はがら空きで通学の高校生が
数名乗っていた。常磐線と同じカラーで朝からクーラー全開の車内でした。

9:09着。その反対側には当初乗車予定していたつばめ号の1本早い、
「つばめ8号」が入線してきたので、キップを買う前に荷物を座席において、
席を確保してから、駅の改札を出た。そして、入場券キップ購入。
おみやげを買った。9:25発車にまたしても遅れそうになってしまった。(汗)

いざ、さらば「鹿児島」〜と思いつつ、あっという間に時が流れる。有明海を今度は
左に見ながら、素晴らしいコバルトブルーの海でした。会社の同僚に写メール
したのは言うまでもない!お昼過ぎの12:55鳥栖着。

鳥栖からは、これまた初車両の「“白い”かもめ885系」に乗車・・・その前に
ご飯と思い、鳥栖駅構内にある駅そば・・・ノンクーラー状態でまたも汗ダラダラで
あつい丸天(丸いかまぼこ)うどんを食べました。とってもおいしんだけど、
クーラーなくて、暑いのなんの!!!待合室のクーラーがとっても冷えてました。
それから、長崎・佐世保線に入る「かもめ」をホームで待つこと5分。

颯爽と列車が入ってきたのはいいが、自由席は満席で座れない・・しくしく。佐賀駅まで
各車両車両の間の、電話するところとかで座っていた。あっというまに到着。
もう少し、楽しみたかったが・・・。

あの“はなわ”が歌う、「SAGA〜さが〜」に到着。相変わらず、暑い。西口出て、
予約していたオリックスレンタカーに行く。本来ならば、予約した「ホンダ・フィット」の
予定だったんだが、なんかないらしく1つ上のランクの「シビックフェリオ」になりました。
ナビ付きでした。廻ったのは、佐嘉神社、佐賀城跡、佐賀空港・・・。意外にも
祖父の家に近い!!(笑)その前に佐賀マックで小腹に入れた。
そのあと、祖父の家に。そうしたら、早速出かけようとなり、福岡県柳川の
国民年金基金が運営している、施設に泊まることに。まあ、ここの方がクーラーが
とても効いているし、のんびりできるだろうということで・・・。

夕飯はとても豪勢でした。とてもおいしく頂きました。温泉も祖父と一緒に
入ること出来たし、何よりでした。ただ1点上げれば、若いのが自分だけ
でした。ほとんどお年も召された方々ばかりでした。午後11時近くで
展望浴場ではなく、3Fにある、露天風呂に行ってみたら、雷雨が始まって
来ました。九州の雷雨は山々が多く、またここ最近そんなに雨が降ってなかった
とのことで、相当雷様がドンドコドンドコと怒り狂ってました。すごい雷と雨の音で、
午前3時過ぎに起きてしまい、いすから外を眺めていました。

第3日目 9/10(水)

あっという間の3日目の朝6:30を迎えました。速攻、朝風呂に行き、曇り空の
福岡市街を見渡しました。それから、最近多くなったバイキング方式の朝食をとり、
朝8時には早くもチェックアウト。昨日までとはうって変わって、とても涼しい朝でした。
それから、佐賀の祖父の家に到着して、少しのんびりするつもりでしたが、
行動を早くして、色々と電車に乗ろう旅と思い、朝8:30には祖父たちと別れる。

祖父の家のそばには、有名な筑後川が、そして筑後川昇開橋がある。
この橋は旧国鉄時代に旧佐賀線(廃線)の時に、福岡・大川から佐賀・諸富まで、
大きい筑後川に架かっている昇開橋です。中央に高さ30mの2基の鉄塔がそびえ、
その間の橋桁が上下に昇降する可動橋だ。現在は通常は上昇しており、1日8回それぞれ30分間だけ
下降し通行可能(但し、自転車とか歩行のみ)となる橋である。「東洋一の昇開橋」。

※小学校6年生の時に、親に連れられてたった一度だけこの佐賀線に乗った記憶がある。
徒歩で大川の橋を渡り、佐賀行きのキハ30がくるのを、大川駅で1時間半待っていた。
1両しかこなくて、ほんの諸富駅までたった7分しか乗らなかったけど、
その時の感動はまだ心に残っている。だって、昇開橋を現役の時に
間違いなくキハ30で渡ったんですから。すっごく嬉しかった。
大きい筑後川を目下に見て、鉄橋の渡っている音がこれまたよかった。
わずか7分でも、子供心に感動を覚えている・・・・。
<下記の写真を見てくだされ・・・>

さてさて、話は戻ります。その後、佐賀駅に戻りレンタカーを返した。
すぐに、783系特急みどり(ハウステンボス)に乗車する。ハイパーサルーン
(ハイパーにちりん号)と同じ車内のようだった。それから、あっという間に
博多着。それから、ソニック13号に乗り換え。もし、時間がなかったら、博多から
新幹線・こだまにでも乗車して・・・と思ったが、朝出てきたのが早かったから
特急で!!車内は上部にも書いた「ミッ○ー」の様な席に。朝の通勤の、
サラリーマンの方々の背広と全然似合わないだな、これが。(笑)
まあ、10:45に小倉着、下車。そこから、811系で門司港駅へ。
独特の歴史的存在感がある門司港駅。昔は九州の玄関の窓口
でした。ゼロキロの碑もあったし。バナナのたたき売り発祥の地。(爆)

門司港を出て、先に今回の目的の一つだった、「九州鉄道記念館」。
とても懐かしく見える、583系や485ボンネット形、415系国鉄色など・・。
館内には、鉄道模型のジオラマがおいてあって、約15分の演出がありました。
九州の鉄道の歴史にふれることが出来ました。「つばめ」マークもいっぱいあったし、
2日目に座ることが出来なかった「かもめ」の座席が置いてあり、なぜか座って、
乗り心地良さそう(笑)とか思っていました。館内を探索し終わって、
まだ帰りの新幹線の時間には余裕だったので、門司の町を探索することに。

外側からでしたけど、旧大阪商船、旧門司三井倶楽部、旧門司税関をまわって、
一番高いタワー、31階建て「門司港レトロ展望室」に足を運びました。
エレベーターで上がっていって、展望室へ。270度のパノラマを満喫。
関門海峡、関門海峡大橋、巌流島、対岸・下関の町並み、本州・山々が
見えました。それと・・・稲妻も!!昨日の夜からの雷雲が未だに
残っていたらしく、風も次第に強くなってきて、稲妻及び落雷がしてきました。
海がとても近い、山並があるところなので、稲妻の音が大きい。
2日目と同じように、雷様が大暴れしはじめました。

午後1時過ぎには雨がぱらつき始めたので、もう少し町並みを見学及び、
海の方に出てみたかったけど、断念して、おみやげを物色してから
門司港駅に。それから、415系九州色の列車で、小倉駅に。
小倉の駅に着いたときには、バケツをひっくり返したような大雨に!!
豪雨といった方がいいかも。自分自身そんなに濡れずにすんだ。

新幹線ホームに行き、うどんを食べて、またしてもみやげを物色してから
ホームにいた。空は真っ暗、豪雨、雷雨。その中でも、
新幹線は定刻通りにやって来る!1時間40分の中で見た車両は
0系(フレッシュグリーン)、100系(フレッシュグリーン、原色)、
300系、500系、700系(のぞみ色、ひかりレールスター)・・。
そして、土砂降りの中で来ました、0系原色!!!!!
100系の原色にも感動を覚えたけど、やはり新幹線は
0系・原色でないと!!!白の車体に青い線が入っている、
顔はとてもかわいく優しく見える。小倉駅のホームで待ってた
甲斐がありました!!!午後3:40、小倉から700系のぞみ24号で
東京へ向かいました。さらば、九州〜。またくるでよ〜(T T)/~~~

広島あたりで雷雲が切れて、岡山あたりで夕焼けが。とてもきれいだった。
それからは、まっくらの中を走り続けて、午後8:26、東京着。
まだまだ現役の205系の山手線に乗車し、上野着。
遅い夕食をラーメン屋さんで済ませ、E653系フレッシュひたちが
来るのを上野駅16番線ホームで待つ。そうしたら、高崎線・宇都宮線で
結構列車の運行が遅れたらしく、あまりみることのない、「あけぼの」や、
185系「あかぎ」、「ホームライナー古河」を見ることが出来た。

常磐線は定刻通りに上野を出て、午後10:07、牛久駅まで。自宅到着
午後10:30すぎ。こうして、てっちゃん旅第4回目が終了しました。

<九州旅No.4の3日間の鉄道移動距離>

1日目の移動距離  1594.5Km
牛久−東京        56.4Km
東京−博多     1174.9Km
博多−西鹿児島   317.1Km
西鹿児島−川内    46.1Km

2日目の移動距離   267.4Km
川内−鳥栖       242.4Km
鳥栖−佐賀        25.0Km

3日目の移動距離  1306.9Km
佐賀−博多        53.6Km
博多−門司港       78.2Km
門司港−小倉       11.0Km
小倉−東京      1107.7Km
東京−牛久        56.4Km
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トータル       3168.8Km

<管理人「つきみの」から>

下の写真は、その時撮影してきた写真です。
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※参考までに・・・※
撮影に用いた、デジタルカメラ「SONY:DSC-P10」です。
510万画素/2003年5月所持
ですけど、200万画素程度で撮影。

とりあえず、写真掲載します。あとでコメント致しますので・・・。